こんにちは!
メンタルコーチ金子里奈です![]()
5年前、娘が3歳の時の話。
帰省していた主人の実家、一軒家の家の中の階段、二階から数段下りた所から下まで転がり落ちたことがありました。
眉毛の上を数センチばかり切っていましたが、とりあえず意識もあり、足も手も動かせていて、見た限りは異常がなさそう。ただ、その眉毛の上の傷からは、傷を大事に見せる様な出血がありました。
直後に自分に集まってくる大人の顔を見て、娘は不安になった訳ですね。だって、傷は自分で見えていないから、周りの雰囲気から察知するしかなく、その雰囲気からは、ただ事ではなさそうだぞ、と感じたようでした。
私達が血を拭うティッシュを見ては、
「ねぇ、傷治る?」と私達に尋ね、怪我をしていることを察知していました。
結果、大事には至らず、その後に連れて行った病院で、切り口はきれいだし、縫う必要もなさそうだけど、深さはありそうだから念の為に数針縫う。という感じで、処置をしてもらいました。
この件があってから。。。
というより、以前から娘は、なんだかおっちょこちょいと言うか、息子とは違い、動きに安心感がなく、ベッドから落ちる、とか椅子から落ちる、とか危なっかしくて、あるときなんか、二枚の扉が重なってスライドして開閉する、マンションのエレベーターの扉に手をつき、開く扉と一緒になって、手をスライドした扉の中に挟んでしまいました![]()
それを見た私は、まさに![]()
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こんな状態![]()
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指がなくなってるかも知れないと思ったので、泣き叫ぶ娘の手を見るのはとても怖かったです![]()
オペ室に勤務していたことがあるのですが、とはいえ、自分の娘がとなると、また別物です![]()
そんなこともあって、
その階段事故後娘は、何かと周りに案じられる身となり、
私もよく
「危ないからダメ」
と、彼女の好奇心を削いでしまっていました![]()
すると、やはりそう言われてきた娘がある日
「私は危ないから」と。
そう言った娘の言葉にハッとさせられました![]()
私が娘を決めつけてる
と。。。![]()
とても娘に申し訳ない気持ちになりました。
彼女の成長過程でもある自発性を削いでしまった。
折角のチャレンジ精神を否定してしまった、と。。。
自分でとても切なくなり、悲しくなりました。
娘の気持ちが痛いほどわかったからです。
親になり、自分の子供がかわいくて、大事に育ててきたけど、
過剰になりすぎていたなと。
それは娘に対して、
「私はあなたを信じていませんよ」
という裏メッセージを送っていたのでした!
そんな風に“出来る”と
信用してもらえず育ってしまうと、自分から何にもチャレンジできず、自分に“出来ない”“ダメな子”とレッテルを貼りがちになってしまいます![]()
それは、私達夫婦が望む子供の姿ではありません。
なので、それからは、怪我する覚悟で見守ったり、気づきを与えられるような声かけをしたりするようになりました。
すると、やはり成長につれて危なっかしくても、徐々に怪我をすることは減っていきました![]()
親に言われなくなることで、ちゃんと自分自身で考えられるようにもなってくるわけですね。
だって、子供だって怪我をして痛い思いをするのは嫌なわけですから![]()
でも、未だに気をつけないと、口をついて出てしまうのでそこはグッと我慢。
これが、
「ママはあなたを信じているからね」
のサイン。と。。。![]()
今はまだ、そのレッテルを剥がす作業をしています![]()
今日も最後までお読み下さって
ありがとうございます
感謝
素敵な1日をお過ごしください
