君は僕を裏切り者だと思うだろうか
ただ僕自身、苦しんでいたことも
理解してくたらなと考えている。
我が愛しき友よ。
なぜ彼らは行為や発言に対し
善悪を持ち出すのだろうか
ましてや偽善的だなんて、
誰が考えようか
最も愚かな発言だと思うよ。
いま、月の裏っ側に
膝を抱えて座っているような
夜の静かな海岸に放り投げられ
天を仰いで煙草を吸うような
つまり僕が言いたいのは
ある言葉がある行為が
人を大いに孤独にするということだ
無論、その反対もしかり
また他にも及ぼすものは実に多い。
だけどここではあくまで
孤独という状況についてのみ
語るとしよう。
僕と君の間には壁はない。
障害物もないし距離だって近い。
だけどそれは何の意味をも持たない
僕らは連結ではあるものの
道連結ではないんだ。
違う位相に
落ちてきてしまったようだ
孤独という言葉は
僕にきまって夜を連想させる。
灯りはあるし星の光もある。
目の前には海が波を寄せては
引いて静かに呼吸している。
ただ誰もいない。僕以外には。