Rinaです♪
いま行っているスクールの講座のひとつ、個人サロン開業クラスの生徒さんは、意外にも既に個人で開業されている方が多いです。
そのクラスで一番多い質問は…
Q. 1人営業の個人サロンから、スタッフを雇用する店舗に展開するには??
この問題、私も20代でぶち当たった壁のひとつでした。
1セラピストとして活躍し、独立して個人サロンやホームサロンを開くことはリスクも少なく費用もかかりませんが、
店舗を借りたり、スタッフを雇用したり、サロンを拡大していくには色々と費用もかかり、リスクが高くなっていきます。
私は、たくさんの方のアドバイスや助けがあって運良く直営店舗を4店舗、系列店舗を8店舗開く事が出来ましたが、
そこまで来るのに色んな試練もありました。
そのひとつが、「人を雇用すること」
特にリラクゼーションの業界は、「ウリ」が人の手のため、「職人気質」が抜けない。
現場で働きながらだと尚更です。
お店を大きくしたいのであれば、
「経営者目線のモノの考え方」
を特訓する必要があります。
当時の私は、右も左もわからずに
とにかく「お店を展開しなければならない」
そのミッションが大前提にあったため、
壁にぶつかっては突き進む、繰り返しの日々。
例えば、新店オープンを一気に展開していた時、宣伝、集客、雇用などを行いながら現場に入っていました。
その時、お客様が
「あなた以外に担当されるのはイヤ」
と遠く離れた新店舗まで来て頂く事もよくありました。
一セラピストとしては、とっても嬉しい事。
ですが
経営者としては、ダメな事なんですよね、これって。
なぜなら
他のスタッフが育ってないこと
そして、そのお客様から「経営者」としての信頼が無いってこと
を表す事になるから。
そこで私は、経営者目線を訓練するために、一セラピストとして現場で働くことをやめました。
どのセラピストでも出来るようにマニュアルを作り
宣伝方法やメニューなどを変え、
お客様に私の思いやサービス、技術を伝える事を 「店舗」を通して行うようにしました。
職人気質だったその時までは、「私の技術、サービス」は、実際に接客するお客様にしか出来なかったことを
「お店、スタッフを通して」伝わるようにする。
そして、どの程度の規模のサロンにしたいのか
そのゴールを決め、最初からそのゴールを想定してするべき事を考えながら動いていく。
そうすると、スタッフが育ち、成長します。
雇用を考えているなら、まずは「経営者目線」を養うこと
個人サロン講座は、私も日々新しい気付きがいっぱいの講座です♪
明日も楽しみましょうっ(^-^)