反社会的性格とは、社会のルールを外れた怪しい性格をいうようだが、その逆で社会的であるとはどういうことだろうか。
社会的であるということが一般的に受け入れられるという意味ならば、社会的であることは多い。
反社会的であることが恐れられるのは、他人に危害を及ぼすと思えるからだろう。
他人に危害を加えない静かな反社会的性格は蔓延しているのかもしれない。
思っているだけであれば何も損ずることはなく、社会的であるかのように思える。
だが、思っていることはどこかで行動に現れることがある。
どれだけの人が思いを隠し、また思いに惑わされていることか分からない。
見えるようで見えない希望も、見えないようで見えてしまう絶望も、隠れた思いから生ずる。
人の社会で生きていくことは簡単ではない。
そう思うことも、思いから生じて私を惑わせる。