誰だって、今が本当に満たされているってことは感じにくいものだ。

満たされているものは失ったときに気づくようなものだから。

これでいいのか、今のままでいいのかと、振り返りながら過ごすのが人生でもある。

自信満々で過ごせるときなど、人生にそうは訪れないだろう。

自分の人生に自信が持てるのは、足りていないことを意識しない場合なのだろう。

いつでも、足りていないことに意識が行ってしまうものだ。

完全に満たされた人間など存在しない。

どうして今に満足することができようか。

いつでも、もっとやれることがあるはずだと焦るのは、まだ足りていないことに意識が行くせいだろう。

身近な小さな幸せを作っていくことは大事だが、もっと大きなものに駆けたいと思う気持ちは消えない。

内面を育てると共に外との関係は大事だ。

いくら内面を育てようとしても、外部に働き掛けることがなければ、内面も育たない。

私はいつも、思うことに近づけていないと打ちひしがれている。新月とかげ