今日の喜びと明日の喜びは、ただ生きていることに感謝することにある。

ただ生きていることに感謝できれば、すべてのことは手の内のこととなるだろう。

豊かな自然と新鮮な空気に包まれ、仕事などの役柄を気持ちから取り除かないと、ただ生きていることに感謝する気持ちは生まれにくいだろう。

生きていることは偶然である。

偶然与えられたこの命を、十分に感じることができるのは人間だけである。

しかし、この有り難さを忘れてしまうのが人間でもある。

あまりに持ちすぎる向上心、責任感、競争心、プライド、劣等感、惨めさなどのために、感謝の気持ちを忘れてしまう。

悲しいことに、これが現実である。

田舎で生きる者には、自然に触れる機会が多い分、感謝の気持ちを持ちやすいのだろう。

生きることは、いずれ自然に帰ることを実感し、与えられた命に感謝することによって活性化される。