心理学とは、人間の数だけ存在してもよい学問だと思う。
人は心の中で考えたり、思ったりすることは、想像以上に多い。
心理学や発明は無数に人の頭の中で生まれている。
世の中の人と人とを結ぶ最も主要な情報伝達媒体は文章である。
一部の研究者の間では脳の電気信号を直接相手に送ることによって、考えていることを伝達できる技術が研究されている。
考えたり、思ったりするだけでは、社会においては全く無いに等しい。
人に伝えるには書くことが最も重要視されているのだ。
口頭で伝えると言うこともあり得よう。
しかし、口頭でまとまった話をできる機会は限られている。
これができるのは、講演やカウンセリングの場に限られていると言ってもよいだろう。
人と人との意思のそつ、こうだと決めつけずに人の話に耳を傾けること、こういったことが非常にやりにくいのが人間社会なのである。
個々の人の意識がある層(場所)が違うのだから、当然かもしれないが。。。
結局のところ、われわれの表だった社会は、人の表面の薄皮一枚を外見から捉えた社会だと言ってもいいのだろう。
ユングの言うところのペルソナ(社会に適応するための仮面)と同義かもしれないが。。。
個人から外部への出力は、基本的にはしゃべることか書くことしかないわけだから、インターネットの普及した現代は誰でも簡単に情報発信できる便利な社会である。
私は、もともと、カウンセリングの場で使われる傾聴やエンカウンター(カール・ロジャースによる)を社会に少しでも広めたいという野望を抱いていたのだ。
個人主義が強調されるようになった社会において、取り零されてしまった問題に立ち向かうのが目的なのである。。。
内面から生きている人の言動は違う。