丸山正樹さんの「デフ・ヴォイス」

4部作&スピンオフ


NHKでドラマにもなったようですが全然知らなくて😅

少し前新聞だったか?何かの雑誌の紹介欄だったか?で知って図書館で借りました。

読み始めると全く知らない世界がそこに有り

手話の中にも日本手話、日本語対応手話があるという事。

その地域や場所で独自の手話もあるという事。手話は言語の一つ

そしてろう家族の中で一人聴こえる子がどのように感じ考え自分を形成して来たのか…主人公の心情や

人に寄り添う思い


何より知らない事がいっぱいで

自分の思いを伝えられる事

相手の言ってる事がわかる事

会話ができる事それの大切さ

普段考えもしてない事の多くを気付かせてくれる本です。




「デフ・ヴォイス法廷の手話通訳士」



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元埼玉県警の事務員だった荒井尚人は、再就職も決まらず、アルバイトで深夜帯の警備員をする日々。子供の頃から、ろうの家族と聴者との間で通訳をこなしてきた荒井は、やむをえず手話通訳士の資格を取得する。手話通訳の仕事をスタートさせた最中、警察事務員時代にかかわった事件の被害者の息子が殺害される。容疑者として浮かび上がったのが、あの事件で逮捕されたろう者だった……。シリーズ第一弾



「龍の耳を君に」




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手話通訳士の荒井尚人は、コミュニティ通訳のほか、法廷や警察で事件の被疑者となったろう者の通訳をする生活の中、場面緘黙症の少年に手話を教えることになった。めきめきと上達した少年はある日、殺人事件について手話で話し始める――。NPO職員が殺害された現場は、少年の自宅の目の前だった。果たして少年の手話での証言は認められるのか? ろう者と聴者の間で苦悩する手話通訳士を描いた『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』に続くシリーズ第2弾




「慟哭は聴こえない」




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ろう者の妊婦から医療通訳の依頼を受けた手話通訳士・荒井尚人。専門知識が必要で、しかも産婦人科であるために苦戦しながらも丁寧に対応したのだが、翌日、彼女からSOSが届き──。ろう者による緊急通報の困難を問題提起した表題作ほか、急死したろう者の素性を何森刑事と共に探る旅路を描く「静かな男」など、荒井が出合った四つの事件。〈デフ・ヴォイス〉シリーズ第三弾。




「わたしのいないテーブル」




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コロナ禍の2020年春、手話通訳士の荒井の家庭も様々な影響を被っていた。刑事である妻・みゆきは感染に怯えつつも業務をこなし、一方の荒井は二人の娘の面倒を見るため手話通訳の仕事も出来ない。そんな中、旧知のNPO法人から、女性ろう者が起こした傷害事件の弁護団への通訳としての参加依頼が届く。些細な口論の末に実母をナイフで刺した事件。聴者である母親との間に何が? コロナ禍でのろう者の実態と苦悩を描く、〈デフ・ヴォイス〉シリーズ最新長編。



「刑事何森孤高の相貌」



〈デフ・ヴォイス〉

シリーズスピンオフ

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埼玉県警の何森稔は、昔気質の一匹狼の刑事である。有能だが、組織に迎合しない態度を疎まれ、所轄署をたらいまわしにされていた。久喜署に所属していたある夜、何森は殺人事件の捜査に加わる。障害のある娘と二人暮らしの母親が、二階の部屋で何者かに殺害された事件だ。階段を上がれない娘は大きな物音を聞いて怖くなり、ケースワーカーを呼んで通報してもらったのだという。県内で多発している窃盗事件と同一犯だろうという捜査本部の方針に疑問を持った何森は、ひとり独自の捜査を始める――。〈デフ・ヴォイス〉シリーズ随一の人気キャラクター・何森刑事が活躍する連作ミステリ第一弾。