{DE2ABF18-5F1B-4931-A3C5-A053E6265AAE}



佐藤青南さんの「市立ノアの方舟」を読みました。

赤字経営が続く市立動物園に役所職員が園長として赴任して来ます。
突然の人事異動で動物の事なんて全くしらない畑違いの部署に赴任した磯貝健吾は 動物園職員からも どうせ2年もすればまた役所に帰っていく管理職と思われ敵対心をむき出しにされた態度を取られながらも
娘が描いた耳の欠けた動物園の象の絵を見て、かつて自分も幼稚園の頃、耳の欠けた象を描いた記憶が蘇り それが同じ象だと知ると 動物園の立て直しを決意する。

素人だから見える事や考え付くこと
人をどの様にやる気にさせるか
動物飼育に関わる人たちの思いや悩み
素人園長が奮闘する様はとても清々しく
読んでるこっちが本の中にぐいぐい引っ張りこまれます。

実はこの本、前回借りてて返却日までに読み切れず 予約を入れなおしてやっと読みしました。(^◇^;)


本文の中に

人は人生で動物園に三度訪れる

一度目は親に連れられて
二度目は自らが親になって子供を連れて
三度目は孫を連れて

もちろん三回じゃないかも知れないけど、三度訪れる動物園がとても貴著な思い出の場で有れば幸せだな〜と思いました。

我が家はまる子が幼稚園に通う前は年間ファミリーパスを買って動物園通いしてました。

我が町の市立動物園。
私も子供の頃遠足で行きました。
その頃は古くて臭くて 陰気な動物園でしたが、今はリニューアルしてこじんまりとした動物園では有るけど、小さい子を連れて行ける安全で見やすい動物園。
だから何度も足を運びたくなる(๑′◡‵๑)

この本を読んだら 動物園に行きたくなりますょ。



                         ٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪