最近こんな感じの本を良く読みます。

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吉永南央さんの「萩を揺らす雨 」「その日まで 」「名もなき花の」

コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む 杉浦草さん。無料の試飲コーヒーを目当てに訪れる常連のお客さんたちの会話がきっかけで、街で起きた色々な出来事を解決していく。
お草さんの歴史の中に辛く悲しい出来事も有ったり、友達を思いやるさり気ない心配りを学んだり。


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西條奈加さんの「無花果の実のなるころに」「いつもが消えた日」

中学生の孫と元芸者の祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂で、周りで起こる事件を2人で解決していく粋なお婆さんとしっかりものの孫息子との関係がとても微笑ましい。

どちらの作品にも初老の素敵な女性が出てきます。

どちらも日常に起こる出来事を長年の知恵や経験で推理し解決します。
読み進める度にこの2人の主人公
に会いたくなるほど奥深い暖かさを感じました。

誰でも年は取るけれど、出来れば素敵な年の取り方をしたいな~と思える本です。