今年のうちに、できるだけモノの「要不要」を見極めたい。 | 深澤里奈オフィシャルブログ「tea journey」Powered by Ameba

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こんにちは。

 

いよいよ今年も残すところあと数日ですね。

 

大掃除の季節ですので、色々な物の処分や

 

お掃除を頑張られていることと思います。

 

 

 

 

今年は、「半活」と名付けて

 

自分史上最高に、モノの要不要を見極めてきましたが、

 

やはり、「腐らないもの」を「不要」と見極めて手放すのは難しい事です。

 

※腐らないもの=洋服、バッグ、靴、装飾品、食器類など。

 

 

 

そもそも、どうして人はモノを処分する事がこんなにも大変なのか・・・。

 

それは、「本能に逆らう行為だから」だと思います。

 

人は、安全に豊かに暮らしていくために、

 

本能的に便利な物や高価な物を増やしています。

 

それは、「本能的」なので、ある意味快感でもあります。

 

 

 

 

しかし、腐らない物は文字通り、長い時間経過しても

 

誰かが出さない限り、ずっと家の中にあります。

 

たとえ、自分のライフスタイルが変わったとしても・・・。

 

 

 

 

人は、生きていく中で色々な物を見て触って、

 

「見る目」を鍛えていきます。

 

10年前に自分が持っていた「目」で見極めた物は、

 

今の自分には、あまり魅力的でない場合も多いでしょう。

 

しかし、物を処分する行為は、

 

「自分を豊かにしてくれるもの、快適にしてくれるもの(だった)。」を

 

手放していくことなので、

 

ある意味恐怖、本能に反する行為になります。

 

「処分して、いつか必要な時が来たらどうしよう?」

 

「買った時は、あんなに頑張って買ったのにもったいない」

 

と、不安になる。これは当たり前の事でしょう。

 

 

 

 

でもだからこそ!!

 

「本当にそれ、今必要?」

 

って見極めていかなくてはなりません。

 

なぜなら、入れていくのと同じだけ出していかなければ、

 

家の中はあっという間に物に占領されていくからです。

 

 

 

 

人は生きていく中で、毎日沢山の決断をしていきます。

 

目覚ましを何時にセットするか。

 

目覚ましが鳴ってすぐ起きるか。

 

先に顔を洗うか歯を磨くか、、、

 

もう言い出したらキリがありませんが、

 

ルーティンになっていること以外に決断する事柄が増えると、

 

それだけ人はエネルギーを消耗します。

 

物が多いという事は、その中から選び出すと言う決断を

 

いつもいつもしなくてはいけないということで、

 

エネルギーの消耗は増えていきます・・・。

 

 

 

 

出していく方法は人それぞれだと思います。

 

まとめてリサイクルショップに出す、

 

アプリなどを使って、個人で出品する、

 

誰かに譲る、

 

捨てる。

 

 

 

 

ここで考えなくてはいけないのは、

 

「時間」

 

も、とても大切なものであるという事です。

 

時間にゆとりがあって、おこづかいが欲しいということであれば

 

出品も良いと思います。

 

しかし、時間は使います。

 

時間がない人は、一気に引き取ってくれるところにお願いした方が、

 

結果的に時間のゆとりができて、

 

豊かさを得られるかもしれません。

 

 

 

 

譲るというのも、時と場合によっては喜ばれますが、

 

相手が「欲しい」と思っているかどうかは分かりません。

 

おしつけにならないように、慎重にいきたいところです。

 

ところで、経験上、ファッションに関係する物は

 

リサイクルショップで買い取ってくれる場合が多いですが、

 

ノーブランドの食器類などは、

 

箱がないものだったりすると、まず買い取ってくれるところは少ないです。

 

(作家ものはまた別。)

 

例えばアプリを使って出品する場合でも、

 

有名なブランドの物であれば売れる場合もあるでしょうが、

 

割れ物であるだけに、自分で梱包したりなど

 

手間はかなりかかります。

 

確かに腐っていないし、まだ使えるし、そこそこいいものかもしれませんが、

 

「毎日暮らすスペースの中に、本当に好きで必要なものだけを置いておく」

 

→なぜなら、家賃はスペースに払っているから。

 

ということを考えて、

 

「捨てる」

 

ことが、最適な場合があります。

 

もったいないのは、その物に対してではなく、

 

使っていないものに明け渡すスペースだという考え方です。

 

 

 

 

使わなくなって何年も経っている物ならば、

 

感謝して捨てることが、

 

残した「本当に好きな物」に集中するために

 

必要なプロセスだと思います。

 

 

 

 

↑これは、人ならば誰でも抵抗がある行為だと思いますが、

 

その苦痛があるからこそ、

 

次に何かを買うとき、本当に真剣に考えるようになるわけです。

 

自分が買って、目の前にある不要品から学んだ事がたくさんあります。

 

 

 

 

「もったいなく」暮らしていくということは、

 

今持っている物をちゃんと全部愛して使えている。

 

という事だと思います。

 

たとえ、年に一度しか出さない物でも、

 

毎年出して、それが嬉しいことなのであれば

 

それは「使えている」ということです。

 

 

 

 

2017年、年末。

 

今年の頭よりもずっとずっとスッキリして、

 

好きな物ばかりになった家の中で

 

こんなことを考えましたニコニコ