もし、


朝起きて枕を見ると、自分の髪の毛が抜け落ちていたら、あなたは外に出る勇気はありますか?

 

突然原因不明の病に襲われ、みるみる変わる自分の姿を見た時、皆さんだったらどんな気持ちになりますか?

 

 

私は一時、部屋の窓から隣の家を見るのも恐怖に襲われ、生きる希望さえ失ってしまいました。

 

でも今こうして、ありのままの姿で生活出来るようになったのは「夢」と言う生きる希望を見つけたからでした。

 

そんな私の夢を叶えるまでのエピソードをブログ限定で綴っていきたいと思います📕


 【第2話 全頭脱毛症 発症】

円形脱毛症が完治してから数ヶ月後、


悪夢は突然でした。


朝起きて枕を見ると大量の髪の毛が抜け落ちていました。


それは医療ドラマで見た事がある光景でした。


夢であってと何回も思いましたがそれは受け入れられない現実でした。


家族にバレないように必死に髪の毛をかき集め、ティッシュに包みゴミ箱に捨てました。


そこから、シャワーで頭を洗っても手に髪の毛がついたり、

服を着脱のさえ少しの静電気で髪の毛が抜け、

学校で授業を受けてるだけでもいつの間にか自分の周りに何本も髪の毛が抜けてたり、

ただただ恐怖心に襲われました。


そしてその日から毎日涙が止まりませんでした。



数日して、この現状に気づいたお母さんから一回病院に行こうと言われ、かかりつけのお医者さんに行き採血をしました。


結果は何も異常がありませんでした。


安心した一方、じゃあ何でこんな事になってるの?とモヤモヤは消えませんでした。


命に関わる病気ではないと安心したものの、みるみる変わる自分を見て毎日不安と恐怖が襲い続けました。


今はこうして↓



白い服を何も気にせず着ていますが、この頃から黒色以外の服は髪の毛が抜けると目立つので怖くて着れませんでした。


2ヶ月ほど経っても抜ける勢いがとまらなかったので、大きい病院に行ってみる事にしました。


【第3話に続く…】