オッサン、おめでとう ありがとう | 日記

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静かに暮らしたい

 

 

相方草津さんの、59歳(笑)のお誕生日。

いつも受け取りやすい形で無償の愛を差し出される。しかもその差し出し方は決して恩着せがましいものでなくて、「これやっといたよ」なんて絶対言わない。私の気付かない・見えない所でそっと、有害なものや危険なものを取りはらってくれる。

…で、ずいぶん後からそれに気付いた私が「えええ、これ、やっといてくれたの!?」と聞くと、「ああ、そうそう。なんかちょっと危なかったから。」「ああ、あなたそれ嫌いでしょう。」ときょとんとしていて、私はその静かで穏やかな愛情に気付くたびに心がじんわりとあたたかい気持ちになって、涙がぼろぼろと出てくるのだ。そういうあたたかさに気付くたびに、家に帰ってお茶を飲みながらひとりで泣いてる(笑)

だから、せめてもの感謝の気持ちをロッカーにいれておいたの。

ゴルフで早起きの日に車を運転する前に飲んでね、いいスコアが出るといいねというつもり← 

 

 

これは去年の相方だった香さんの時にも感じたけど、あるがままをそのまま受け止める包容力に「ああ、この人にはかなわないな」と思うシーンが何度もあり、精神的な成熟度合いに自分との大きな差を感じる。(もちろん香さん・草津さんの方がうんと上という意味。)

年齢は記号に過ぎず、私より年齢が高くても「…嘘だろ?」みたいな人もいるし、逆に年齢が低くても「ああ、なんて出来た人だ」と頭が上がらない人もいるけど、香さんと草津さんはすてきな歳の取り方をした人達なんだな、と常日頃思う。

そしてこういう素晴らしい出会いは決して当たり前のことじゃない。これまでの人生を通して当たり前じゃない尊さが分かっているからこそ、その感謝を本人に伝わる形で伝えていきたいし、言葉や行動を通して伝えることでより豊かな循環をつくっていきたい。

 

草津さんにとって今年は、「記念すべきラストイヤー」になる。「よし、ちゃんとやり遂げたぞ」という達成感で3月を迎えてもらえるように、一生懸命仕事しよう。

きっと「必要とされる形で、きちんと自分の叡智を遺した」という事実にこそ達成感が伴うものだから。そしてそれが私にできるいちばんの恩返しだ。(あくまで職場の付き合いだからね)

一緒に仕事してくれて、ありがとう!