ハッピー*ワーキングマザーBOOK

ムギ畑(編) 講談社


という本を読みました。


「4000人に聞きました」と、

本の表紙にあるように

たくさんのワ-キングマザ-の

生の声がギッシリ!!


見出しには


はじめに 仲間はこんなにいます

第一部  ワ-キングマザ-の本音と実状

第二部  ワ-キングマザ-の知恵袋

おわりに これからワ-キングマザ-になるあなたに


とありました。


ワ-キングマザ-(働くお母さん)

と単に言葉にすると簡単なようですが、

男女雇用機会均等法の最初の施行から

20年以上もたっているのに、

実際にワ-キングマザ-の職場や

家庭での苦悩は計り知れないものが

ある事等を、この本は赤裸々に教えてくれます。


特に第一部では、

世の中は便利になったとはいえ、

女性が子育てしながらも、社会で

気後れすることなく働くようになる

にはまだまだ環境の整備が

必要なのだということを

考えさせられました。


やっぱり、子どもを持ちたいと思っていても、

この状況では産めないと感じている

女性も大勢いるんですね。


仕事のために

授かった命をあきらめる人もいると聞きます。


私は、女性が母となっても自己実現を

願うことは悪いことだとは、

まったく思いませんし、

むしろ、そう思う気持ち(自分自身)を

大事にすることにより、

家庭にも気持ち良く

向き合うことができると感じています。


これからも、

日本の社会がもっと子育てにやさしいシステム

(たとえば保育所の待機児童が0になる等。。)を作り、

幼い子を子育て中の女性が仕事をするときには

安心して子供を預けられ、

職場の理解も得られるような、そんな環境

づくりが急務だと思います。


そして、究極は

職場に保育所があり、急な病気の時なども

預かってくれる病児保育も完備という環境。

女性が多くいる職場では

本当に助かるのではないのでしょうか?


私は、現代のワ-キングマザ-達は

試行錯誤しながらも子育て、仕事、家庭に

頑張っている事に感動しましたし、

この時期を乗り越えて、あきらめないで

自己実現をしてほしいと心から思いましたドキドキ