最近、私事ではありますが色々とありましたので

なかなか大家さんとの1日のご報告が出来ず、申し訳ございません。



その日、午後2時を回りました頃、時間丁度くらいに『ピンポーン』
と呼び鈴が鳴らされました。

そうでございます。その日午後2時より、家の岩清水の……………雨漏りの修理に、大家さんが訪ねて来る予定でございました。


その日は朝7時半まで遊び歩きまして、
帰宅致しました為、
何も用意も出来ず、途方に暮れた挙げ句、
いきなり洗濯を回し始めた頃でございました。

昼下がりの午後2時。
日差しも、やや傾きつつも晴天の日和となっておりました。

先日お話し致しましたとおり、私の家のオーナーさんは画家さんでございます。

ハンチング帽を被り、可愛らしいチェックのシャツにコーディロイの茶色いパンツと

60歳を越えているとは思えない程、お洒落で若々しい方でございます。


部屋に上がりますと、直ぐ様

『どこら辺かなぁ?』

『あっ!!ここから水が岩清水のごとく…………いやいや、水がソヨソヨと…………いやいや、ジワジワ滲み出てきておりました。』

と簡単に説明を致しました。


するとオーナーさん

開きが、かなり悪くなっている窓ガラスを

ガガガッ ガガッ ギッギッ ガ━━━━っと開けまして、

やんわりチラッと周りを一目致しました。

そして、こう言いました。

『これはね、建物がとても古くて、
窓もゴム貼りなどされてるタイプの物じゃないから、風が吹いて雨が降ると、どうしても吹き込みを防ぎ切れないんですよ』

『はぁ~そうなんですか…何とかなりそうですか?』

するとオーナーさんは、


『大丈夫♪簡単な作業で終われるから!!
壁にヒビがあって染み込んでるとなると大変な作業になるけど


多分違うから、平気平気』

多分??(゜ロ゜)
何て曖昧な

更にオーナーさんは

『こうゆうのは専門的な知識がナイと、分からなくて出来ないものなんだよ。
知識があれば簡単な物だから!!
私なんて、こうゆうのすぐ直せてしまう。』

と言ったのでございます。

【オーナーさんはこうゆう仕事を昔していて詳しい方だったのだ。専門的な知識があるのであれば、安心でございます。】


ホッと胸を撫で下ろし、オーナーさんを幾分か疑った自分に反省致しました。

完全に、私は安心しまして

『オーナーさんは、何でも出来るのですね♪凄いですね☆昔、こういった仕事もされてたんですか?』

と何気なく聞いたのでございます。


すると、オーナーさん

『いや!!やってないよ♪
昔はお金がなくてねぇ~自分で勝手に直してたりしたんだよ~(笑)

全部見よう見まねだよ』



………………(゜ロ゜)
……………………………………………


!!!!!!!


はい?????


見よう見まね???

何となく手探りな感じ??

かなり驚いたのでございますが、

まぁ創作意欲に沸いておりますオーナーさんに、何か言えるわけもなく


何となくで進んでいく手荒な作業を
黙って見守る他、ありませんでした。


確かに専門でやっていたにしては、
手元はおぼつかず…

さらに、飛び出たゴム液をそこら辺に擦り付けているのでございますから、おかしいな?とは思っておりました。

完全にホームセンターで揃えた簡単な道具を、
お出掛けバックに乱雑に入れてきていたあたりで気付くべきでございました。


果たして本当に外壁からの水漏れはナイのでしょうか……………?

しかし、やはりそのような事を

楽しそうに作業をしておりますオーナーさんに尋ねる事など出来ず


ひたすら、不安を胸に抱えながらも



『でもご自分で、こんなに色々出来てしまうなんて本当に凄いですね』



と声を掛け続けていたのでございます。


作業は、とても安心出来るとは言えない様な修理により

ものの15分で終了致しました。


その後、

台所の電気も相当古いものなので、この機会に新しいソケットの物に変えていきます。

とオーナーさんに言われたのでございます。



その時
『こうゆうのも、本当は専門の人が必ずやらなきゃいけないらしいんだけどね~お金が掛かるしねぇ~

こうゆうのも何となくで出来るもんなんだよ(笑)』


とオーナーさんが…おっしゃいました。

もちろん、ソケットの形もかなり古い型の物でございますので、


普通のタイプの形のソケットは、勿論ハマるわけがございません。



おもむろに、ソケットの上蓋を外し、

今度は台所にて
オーナーさんの
芸術的とも言えます、作業が

さらに繰り広げられていくのであります。


つづく。