すけおくんの続きです。
第17話。
↓前回のブログ↓
２歳～インターナショナルスクール
そんなこんなで、
毎日弱いステロイド(ロコイドとプロペトの混合)
を塗るという状態で2歳のお誕生日を向かえた
すけおくん。
今まで約１年半、
どんなにひどくなってもステロイドだけは
１回も塗らずに脱ステの道を歩んできた。
ここにきて、保育園入園のためにステロイドを
塗ってしまった
しかし保育園は認可も認証も決まらず、
(年度途中1月の入園希望、この学年は子どもの数も多く、
待機児童がかなり話題(問題)にあがっていた年でした)
役所でもらった100件ほどの保育所リスト、
片っ端から電話をかけまくる私
数年前の営業職時代を懐かしく思いながらも、
こんなに厳しい状況に、諦めかけていました。
…と、1件、インターナショナルスクールの
クラス増設の話があり、
なななななんと！すけおくん、
インターナショナルスクールへ
通うことになったのです
預け先がなければ退職するしかなかった状況。
月15万円の保育料を払うためだけに
時短で働くことになった私。
ステロイドを塗らずに傷だらけの状態だったら、
インターでは受け入れてもらえなかったかも、
と、その当時も、今でも思っています。
給食は、給食センターの仕出し弁当で、
牛乳アレルギー、卵アレルギーは
一般的な除去項目のため、
「アレルギー対応食」で、
完全除去の対応をしてもらえました
2歳ちょうどでママから離れて保育園へ。
そして、いきなりのALL ENGLISH
日本語だってまだうまく伝わらなくて
もどかしくて癇癪起こしちゃうこともあるのに、
相手の言ってる言葉が一言もわからなくなるの、
恐怖だったよね、きっと
しかしすけおくん、
入園から１週間後の発表会では、
物怖じもせず、堂々とステージに立ち、
いくつもの演目を次々にこなしていったのです
２歳０ヶ月 すけおくん
インターナショナルスクールの
発表会
ステロイドを塗っているので
お肌はつるつる
紆余曲折あったけれど、
こんなに立派なステージに立つことになるのなら、
本当にきれいなお肌で、
他の子たちと同じように
(お肌の心配をすることなく)
ただただ可愛い瞬間を残せてあげられてよかったと、
それが正直な思いです。
それは、
だからステロイドを塗った方がいい、
と言いたいのではありません。
この後の壮絶な脱ステロイドのことを考えると、
塗ってよかったなんてとても言えず、
ただただ「塗ってしまってごめんね」と、
今は思っています。
そうこうしているうちに、
認可保育園への入園が内定し、
健康診断、面談を受けることになりました。
この頃顕著になってきたのは、便秘。
何日も出ないというよりは、
便意はあるのに硬くて出ない。
オムツをつけたまま家の中を走り回って、
うんちをするようになりました。
立ち止まって壁に手をつき踏ん張っても、
硬くてなかなか出ない。
また走り回って、立ち止まっては踏ん張り…。
それを１～２時間続ける日々。
小児科で「酸化マグネシウム」を処方され
飲ませるものの、あまり効果はなく…。
酸化マグネシウムは水に溶けにくく、
飲ませることに苦労しました。
りんごジュースに混ぜても結局溶けない
りんごは便を硬くすると聞き、
オレンジジュースに変えてみたり…
海苔が便を柔らかくすると聞き、
おやつに海苔を食べさせたり…
いずれにしても特に効果はなく、
そのうち、２～３時間走り回るようになりました。
そうなると、痛くて苦しくてなのか、
泣き叫ぶように
泣き叫びながら走り回り、
やっとのことで出たうんちは、
硬くて黒くて太いバナナ２～３本分くらいある、
立派なものでした。
こんなものがすけおくんのからだの中に
入っていたなんて…と、
驚きと、申し訳なさと、なんとかしてあげたい
気持ちになりました。
大学病院の小児科でも相談しましたが、
「時間はかかっても、出ているには出ているので、
酸化マグネシウムで様子を見ましょう。」
とのことでした。
腸内環境が荒れていたすけおくん。
この便秘問題は、
この後何年も続いてしまいます
２歳３ヶ月 すけおくん
腕もきれい、つるつるです
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