公開前からずっと楽しみにしていた映画。
好きな俳優さんに脚本家さんで
期待して楽しみに待ってました。
カップルで見ない方が良いと言う意見が
たくさんあったけど2人で行きました。
映画の中の2人と同じ
付き合って4年がたつ恋人とわたしで。
運命的な出会いに、
おそろいのジャックパーセル、
好きな小説家、お笑い芸人、音楽、
押しボタン式信号機、
珈琲片手の帰り道、焼きそばパン、
2人の何気ない日常のきらきら感で
素敵なシーンがたくさんでした。
段々と“普通”を目指すうちに
すれ違って行く2人、
どんどん胸がきゅっとなりました。
最後のファミレスのシーンは
麦くんが言うことも痛いほどわかって、
絹ちゃんが思うこともわかって、
いつからこうなってしまったんだろうかって。
つらい選択をする2人が切なかった。
涙が止まらなかった。
終わった後に彼が
ちょうど俺たちには
タイミングが悪かったねって。
私もそう思った。
だけどこれを一緒に見ることで
悪い方向だとしても、現状維持だとしても、
お互いが一緒に居ることを、
今のなんとなく、から
改めて考えられるんじゃないかと思ったから。
映画に浸りたくて
ファミレスに入って
ドリンクバーを頼んだ。
いつものどうでもいい話をする。
映画の話を織り交ぜながら、
彼がおろそいのスニーカー
履かなくなったねって言った。
足元を見ると彼は革靴、私はブーツ。
そのあとそっと
でも大丈夫だよ
俺らは好きな小説家もいないし
ミイラ展デートもしないし
同棲もまだしてないし!
と、映画の2人とは
違うからねって笑って言ってくれた。
ファミレスをでて
今日うち泊まる?と聞くと
いつもこのショッピングモールから
帰るときは自宅に帰るのに
そうしようかなと彼が言った。
スーパーの買い物袋を2人で持つ帰路。
家について一緒に歯磨きをする。
私はこの時間が結構好き。
彼もいつも私が歯磨きしてくると言うと
俺も!ってついてくるから同じだと思ってた。
一緒に歯磨きするのなんかすきだなあ
初めて言葉にした。
そう?笑 となんでかわからなそうな彼。
ああ、違ったんだなと感じた。
最近たまに見つける
些細な価値観のズレ。
ほんの少し苦しくなった。
一緒にベットに入っておしゃべりタイム。
もし同棲したら部屋になに置きたい?
何買いたい?ベットはどーする?
ハグされながら彼がこう言う話をするのは
意外だなって思いながらも
あたたかい気持ちになった。
彼は冷静だし現実見るタイプだから
付き合った最初から好きって言葉も
若さのノリでいうような
結婚しようね!とかもいわない人だった。
私はそれがすこし、すこしだけ、
ずっと寂しかったんだ。
好きって言って欲しいのに
前の恋で好き好き言ってて
振られたことをいつまで引きずってるんだろう。
私はいつまで我慢しないといけないんだろうって。
浮気疑惑みたいなとこもあって
正直何度も別れを考えたけど離れられなかった。
それが恋なのか、依存なのか、
自分でもよくわからないから、
映画のなかの2人が別れる選択を出来ることが
格好良くみえたんだなあ。
でも今日の夜は1人じゃなくて良かったと思った。
たぶん1人だったら考えて考えて、
あんなにいい映画だったのに
つらく苦しい夜になっていたかもしれない。
きっと彼もそう思ったから
今日はうちに来たのかもしれないなあ。
なんて思ってたら、うとうとして
いつのまにか寝落ちしてしまった。
どうやら私たちは
また寄り添ってやっていこうとしてるみたいだ。
いつ別れがくるか分からないから
その時まで一輪ずつ花を集めて
花束にしていこう💐
なるべく長く枯れないように。