※総選挙の時の記事です。

当時は安倍元首相の暗殺前であり、自民党が今のような体たらくになるとは予想していませんでした。




10月31日夜、解散総選挙結果発表。

家族全員でテレビの前に集まった。


あっという間に自民党勝利が判明!

最近はこんなに早く分かるんですねー

ビックリです😧






素晴らしいタイミングでピンポーン。

「○○寿司です!毎度ありがとうございます!」


自民が絶対勝つ!と言い張っていた夫は寿司の出前を頼んでいたのだった。


(私はメディアに惑わされ「どうなるか分からない」と本気で思っていたのだが)


「もしもし?やったねー自民大勝利やん!」

一人暮らしの長男もスマホ越しに参加。

解散総選挙のお陰で家族団欒を楽しめるとは思わなかった。




俺の友達みんな自民党支持なんだけど、若者が野党を支持してるっていう報道何だったの?


民主党時代を覚えていない若者が野党支持するとかアタオカだろ。原発爆発して『核の冬』まで体験したんだぜ、子供時代のトラウマって一生忘れねーから」


長男が忌々しそうに吐き捨てた。


「この先、奴らが何回 名前変えたって忘れてやらねえよ。あの頃デスノートがあったら片っ端から民主党議員の名前書いてたぜ。


俺らがなんでアレを忘れると思ったのか訊いてみてえわ。ボケ老人じゃねーっつの」


子供心にも「日本を破壊した奴ら」への恨みは深く刻まれていた。


実際、若者の自民支持率は高かった。何しろ、若者達の多くはワイドショーも見ないし、新聞も読まない。NHKのニュースも疑ってかかる。既存メディアが洗脳できない世代である。




今後の洗脳はネットを使ったものになるだろう。既に彼らはネットに移行してきている。




「友達来るから落ちるわ。こっちもダチと自民党祝勝会だよ」


と、長男。


「あと、総選挙勝ったからって油断禁物だぜ。岸田さんの本見た?」


「本?見てないけど」


「んじゃ画像送るから見て。あの人 ヤベエから。あ、友達来たから落ちる。じゃーね」


ガヤガヤと友達の声がして、長男からの電話は切れた。長男から送られてきた画像を見て、私と夫は同時に叫んだ。


「え、何これ!?」

「おい、中露が侵略に来てんだぞ!?」


「核兵器のない世界へ」

レーガン、ゴルバチョフ、オバマといった指導者達が幾度となく『核全廃』に挑戦してきた」


それを引き継ぐのが岸田文雄氏、ということだろうか?真顔


内容は読んでいないが(すみません)この表紙とタイトルと煽りだけで十分ヤバい。


レーガンもゴルバチョフもオバマも大量の核兵器を持て余していた指導者達だからこそ、その言葉には価値があったのだ。


たとえ心にもない言葉だったとしても。


…核全廃を目指していた?アメリカやロシアが!?

大丈夫か、自民党…💧


核兵器を増やしすぎた米露の指導者は、劣化した核兵器の処分に困っている。


古くなった核兵器を処分するついでに時々「核廃絶」と言ってみせるが、それはあくまでも政治ショーに過ぎない。



限られた選択肢の中で 自民党がベストだったのは間違いないが、こういうのがあるから手放しで喜べないんだよね…


自民党しか入れるとこないんです、

平和ボケやめて〜えーん




丸裸のまま核保有国に囲まれ、総選挙中に中露からの侵略の危機に晒された日本が「核兵器のない世界へ」って…


日本は核兵器を持てず、アメリカの核の傘に縋って生きている身分なのに…チーン


他人の温情で生き延びているコジキが 周囲中に「貧乏人」と ド突かれながら


「私は今後も金を持ちません!」


と得意げに公言しているようなものだ。

理解に苦しむ。


また、現在 アメリカの与党である米民主党は かつて日本に二発もの原爆を落とした政党で、日本とは非常に相性が悪い。


世界において常に核の問題を引き起こしてきたのも歴代民主党政権である。



日本のメディアは「共和党=危険」「民主党=平和」というイメージを押しつけてくるが、実は日本にとっては正反対だ。


米民主党は親中反日。


「共和党=悪」「民主党=善」というのは中国の視点である。

日本のメディアは「中国の立場」で報道しているのだ。




岸田さんはノーベル平和賞でも欲しいのだろうか?


元々核を持たない国が「今後も核を持ちません!」と宣言してもデメリットしか思いつかないのだが。




過去、オバマ大統領はプラハ演説で「核を減らす」宣言をしてノーベル平和賞を取り、米国民をカンカンに怒らせたが


実際には核廃絶どころか冷戦後 最も核兵器を削減しなかった大統領がオバマである。


更に戦術核兵器をバージョンアップさせ、性能を大幅に向上させた。


冷戦後、最も核兵器を「削減しなかった」米大統領は誰?明日8月6日は「広島 原爆の日」。今年5月にオバマ大統領が広島を訪問し、被爆者の森重昭さんを抱き寄せた姿は、まだ記憶に新しい。一貫して「核なき世界」を主張してきたオバマ大統領だが、果たしてその理念はどれだけの内実を伴っていただろうか?人気ジャーナリスト・櫻井よしこ氏の最新刊『凛たる国家へ 日本よ、決意せよ』の中から紹介していこう。リンクdiamond.jp

私はオバマ大統領が核削減しなかったことに批判的な気持ちはない。


核を削減して米中の軍事バランスが崩れた場合、酷い目に遭うのは日本だからだ。




プラハ演説をきちんと読めば分かる事だが、オバマ氏は「戦略核兵器(長距離弾道ミサイル)」にしか触れていない。


アメリカとロシアは冷戦時代に戦略核兵器を増やしすぎた。


古くなった戦略核兵器は維持費やメンテナンスが大変である。


オバマ氏は

「(老朽化して使えなくなった)戦略核兵器を処分して減らす」

と言っているだけなのだ。


米露が互いの軍事バランスを崩さないよう同時に「ゴミ掃除」をする。

これがプラハ演説の実情である。




そしてオバマ氏は戦場で実際に使う「戦術核兵器」について、プラハ演説では一言も触れていない。

ヒロシマで「核なき世界」誓うオバマ 「使える核兵器」に1兆ドル(木村正人) - 個人 - Yahoo!ニュース主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席しているオバマ米大統領は27日、安倍晋三首相とともに、先の大戦で原子爆弾が投下された広島を訪問します。米国の現職大統領が広島を訪れるのは初めてです。リンクnews.yahoo.co.jp

オバマ大統領は、ブッシュ前政権よりも核兵器関連予算を大幅に強化した。


旧式のB61核爆弾を改良した 改良型B61-12は4つの尾翼が可動式で、慣性航法装置により 攻撃目標に対し より正確に誘導される仕組みになった。

更に彼は すでに保有している核兵器を次々にアップグレードした。


改良型B61-12。命中精度が高く隠れている要人や施設をピンポイントで攻撃できる。F35に搭載可能。



オバマ大統領は本気で核廃絶する気など全く無かったのだ。


インタビューで

「核廃絶はいつ達成できると思いますか」

という質問に対し、彼は


「私が生きている間には達成不可能だろう」


と答えている。これは裏を返せば


「私は生きている限り核兵器を手放さない」


という宣言でもあった。

実にウィットに富んだ言い回しである。


オバマ元大統領は今や「オバマゲート」等で散々槍玉にあげられているが、


したたかで狡猾なオバマ大統領の姿に、私は世界最強国のリーダーとしての姿を見た気がした。

(個人的な好き嫌いや、他の政策失敗は別として)




米露は世界トップの核保有国であり、他国の反感のガス抜きをするメリットがあるから、この政治ショーを披露して見せるのだ。


非核外交しか出来ない弱い日本が 世界最強国の真似をしてもデメリットしかない。


安倍元首相はメディアに足を引っ張られながらも 世界を飛び回って着々と中国包囲網を築き上げ、批判を浴びながらF35を大量購入した。それも整備工場付きだ。彼は本気でF35を稼働させるつもりだったのだ。


F35など古い、と誰かさんが嘲笑していたが、F35には上記の旧B61や改良型B61-12を搭載できる。


B61自由落下型核爆弾は、発射後まるで飛行機のように飛行経路を修正しながらターゲットに正確に接近して着弾する優れものである。


更に火薬の量を調節できるので、リトルボーイのような大惨事を起こす事もない「使える核兵器」だ。


ドイツは喉から手が出るほどF35を欲しがっていたが、フランスとの貿易摩擦等によりフランス製の戦闘機を買わざるを得なかった。


同じ敗戦国でありながら、日本は大きなチャンスを手にしていたのだ。


トランプ大統領は「日本に核を持たせる」と宣言し、日本は戦術核のシェアリングを目指していた筈だった。




そもそもアメリカが日本に初めて核兵器シェアリングを打診してきたのは1950年代である。

これについては私の勉強不足で、どのような経過で立ち消えになったのかは分からない。


その後もアメリカが日本への軍備増強を命じたことはあったのだが、WGIPの洗脳の成果か、日本は拒否したのである。


何度かチャンスを棒に振った日本だが


ほんの少し前、トランプ&安倍のコンビによって、日本は弱国から抜け出す寸前までいったのだ。


しかしアメリカの不正選挙により、トランプ大統領は引きずり降ろされ、安倍首相も実質引きずり下ろされた。日本はまたしても核武装のチャンスを逃した。中国の高笑いが聴こえるようだ。




核シェアリングの制約は多い。


だがシェアリングとは言え日本が戦術核を持っていたら、総選挙中に中露は悠々と日本一周など出来ただろうか?


核シェアリングは日本の領土(領海)に踏み込んだ敵への攻撃手段なのだ。持っているだけでも意義がある。


もし過去のチャンスを逃さず、日本が核保有国になっていたら

今回のように 中露艦隊に悠々と「日本一周」などされることは無かった筈だ。


彼らは核保有国相手に決してこんな舐めた真似はしない。




中国は日本を吸収して消滅させる為の何種類ものシナリオを用意している。直接核攻撃せずに日本侵略するシナリオも多々持っている。

今、沖縄や北海道で起きていることが、まさにそれだ。

だが中国のシナリオで対応できない事態が、ただ一つある。

「日本が核武装した場合」である。


日本の宇宙技術が軍事転用された場合、優れた戦略核兵器が出来る事は容易に想像できる。

そもそも中国は核保有国に対してはガラリと態度を変えるのだ。



私だって本音を言えば核兵器を肯定などしたくない。

日教組の強い地域で育った私は、酷い自虐史観に囚われて育った。


受験の為に朝日新聞の「天声人語」を毎日書き写し、社会科の副教材に本多勝一の「中国の旅」を読まされて『日本軍の残酷さ』に泣いた。


あの本がデタラメな作り話だったこと、南京大虐殺と言われている蛮行が 実は通州事件の話だったと知った時は、世界がひっくり返るくらいの衝撃を受けた。


それでもお花畑で「平和」という夢を見ている頃は気楽だった。何も考えなくて済むからだ。




私達大人は「偽の平和」を十分楽しんだ。

子供世代が そのツケを払わされるのだ。


大人がそうなるのは ある程度 自業自得だが、子供達をそんな目に遭わせたい親がいるだろうか?


オバマ元大統領はノーベル平和賞を押し付けられても一向に怯まず、堂々と戦術核の性能向上を成し遂げた。


岸田さんには どうかオバマ大統領の図太さと狡猾さを見習って頂きたいものです🙇‍♀️