郷に入っては郷に従え。
日本での生活と、ドイツでの生活は、やはり全く違います。
環境、習慣、文化、ルール、宗教信仰心、歴史的背景など、全てにおいて
国が違えば驚くほど多くの常識の違いを経験することになると思います。
今日は、本当に沢山ある常識の違いの中から、
ドイツ人に嫌われる行動を3つご紹介します。
無意識のうちに、周りのドイツ人を不快にさせているかもしれませんね。
そう、周りのドイツ人があなたを無意識に不快にさせているように。。。(笑)
では、嫌われる行動 1つめ
すする
食事の時、麺をすするのを嫌がる欧米人の話は有名ですね。
ドイツでもラーメン屋さんでは許してって思ってそっとすすってますが、
麺だけではなく「鼻をすする」のも、嫌がられてしまいます
日本では、大きな音を立てて鼻をブーンとかむことの方がお行儀が悪いと思われてしまいますので、
我慢をしてそっと鼻をすすったり、押さえたりしますが、、、
ドイツ人は、その鼻をいつまでもすすっている方がお行儀が悪いと思うんだそうです。
鼻をすするなら、ブーンと思い切って鼻をかむ方が自分も周りもスッキリするようです
ドイツでは、遠慮なくお鼻をブーンとかみましょう
嫌われる行動 2つめ
摺り足
これは、意外と気が付かない方も多いのですが、
私たちスリッパ文化の日本人にとっては、サンダルや家の中のスリッパを
ザーっザーっっと床に引き摺って歩く事は見慣れているし、聞きなれている事だと思います。
この、ザーっザーっという音
ドイツ人にとっては、黒板をキーっとやられるくらい嫌なんだそうで。
(話しを聞いた女性はそう言っていますが、ちょっと過敏になりすぎている気もしますが、、、)
あとは、ヒールをパカパカとさせて、歩きづらそうにしているのも笑われてしまいます。
パカパカと脱げて、つま先だけで引っ掛けて歩いて、かかとがずずーっと引きずられていると、
「あの方、靴のサイズが合っていないのにどうして履いているんだろう」と気になって仕方がないらしいです。
これは美容や健康の観点からも是非改めたい行動で、
つま先を上げるように意識して歩かないと、年々筋力が衰えて、何もないところで転んだりするようになるらしいです。
普段から、美しい歩き方を心がけたいものですね。
私が推奨しているのは「ポスチュアウォーキング」というメソットです。
私も毎日この歩き方を意識して歩いていますが、よく姿勢を褒められます。
是非、調べてみて下さいね。
嫌われる行動 3つめ
声が小さい
外国語を話すことに慣れていない日本人ですから、
いざ青い目の金髪のお姉さんを目の前にして話そうとなると、
自信がなくなってしまい、どうしても声が小さくなってしまいます。
何度も「え?なんですか?」と聞き返されて、
更に自信が無くなってしまいます。
そして相手が「○○で良いですか?!」と強めに聞いてきて、
弱気な私たちは「は、はい、それで良いでございます」 となってしまいます。
そして勝手に、「ドイツ人怖い。。。」 とか思っちゃいますね。
本当は、聞こえないだけなんです! 本当は優しいお姉さんかもしれないんです!(かもしれないんです。。。と2回言っておきます)
ですから、間違いを恐れずに、ハッキリと、大きな声でお話ししてみましょう
それでも聞き返されたら、もう一度全く同じことを、大きな声でハッキリと話してみましょう!
それで伝わらなかったら、その場はジェスチャーで伝えて、お家に帰ってから文法と単語をお勉強しなおしましょう♪
統計によると、どんな言語であっても、
言語(言葉)の伝達能力はたったの30%です。
70%は、表情と声のトーンと体の動きで伝わっています。
だから、大丈夫♪
明るく元気に大きな声で話してみて下さいね!
いかがでしたか?
まだまだ沢山ある常識の違いですが、
今日はパッと思い当たる3つの習慣について書かせて頂きました。
少しでもドイツ生活のお役に立てますと光栄です。
R I N A
今日も大雪だったデュッセルドルフ♪
皆様お風邪など召されません様、ご自愛くださいませ。
鼻ブーン♪