私の場合、そもそも10代の頃からアゴに不安がありました。

花も恥じらう女子高時代。
忘れもしない、4限目のグラマー。
催眠術か何かの呪文にしか聞こえない、恐ろしく退屈な英文法の授業も、あと5分で昼休みおにぎりハンバーガーナイフとフォークというそのとき、



「ふわわぁ~・・あがっっ???!!!」



耳の下あたりにガクッと衝撃が走り、
口がまったく閉じなくなりました。ドクロ
生まれて初めて、アクビでアゴを外した瞬間でした。


両手で口を覆いながら保健室に駆け込むも、養護教諭は、


「ヘタに治すと手を噛まれるらしいのよ~」
「柔道整復師の資格を持っている先生が午前中出張なのよね。たぶん、もうすぐ帰ってみえるから、それまで頑張って~」

と、まさかの放置・・しょぼん

保健室のベッドの上で、涙とヨダレ(キタナイ)にまみれながら30分間苦しみました。

※結局、柔道整復師は帰って来ず、養護教諭が勇気を出して治してくれた。
「なーんだ、こんなにカンタンに治るなら、早く治してあげたらヨカッタね。ゴメーン」と言われた・・。



外したアゴの戻し方は「顎関節脱臼 、整復法」などで検索するといろいろ出てくると思います。

アゴは一度外すとクセになるとか言いますが、確かに私もクセになりました。

とりあえずは自分でも戻せるようになりましたが、アクビは今でも怖いです。

元に戻すときは両手を使うのですが、
一度、食器を洗っていて手が泡アワのときにアゴを外してしまい(やっぱりアクビ)超~焦りました。

それから、スキューバダイビングのとき、緊張してアクアラングをぎゅーっと噛みしめてしまうのですが、陸にあがった後、1時間くらいアゴがずれて戻らないことがありました。(ほっとくと、突然ガクッと治る)
すごくお腹がすいてるのに口が閉じ切らないため食事ができず、切なかった思い出があります。

こうして書いてみると、まだ他にもいろいろ思い出しますね、アゴ関係のトラブル。。

さて、次回はいよいよ(?)治療の模様が書けるかな~。