世界に染まるまでは…
誰も知り合いがいない土地で
または
知り合いがいても頼れない場合
腹が減ったらどうするよ?
食べる金があったらいいよ。
里奈も金使って腹を満たすわ。
60円しかない時
極限まで喉が乾いてる時
極限まで腹が減っている時
コンビニに入ったら
どうするよ?
里奈は
梅干し(1ヶ30円)買って
トイレ借りてトイレの水飲んだ。
喉の乾きと引き換えに
血を売った事はあるかい?
名前も知らない男に
2000円で抱かれた事はあるかい?
服や靴を見るだけで
その人の職業がわかってしまう…
街を歩いてるだけなのに、そんな能力が身に付いてしまった事はあるかい?
車のナンバーも見ずに
一般車か特殊車両かがわかってしまうなんて事があるかい?
【愛してる】
と言ってくれた男から
【愛してるなら小指落とせ】
なんて言われた事はあるかい?
70個近くあるラブホテルの休憩料金、宿泊料金、時間、ショートからフリータイムまで、何故か全てを覚えてしまった事はある?
税金で作られた道を
金を払わないと歩けないなんて怯えた事はある?
リアルタイムで自分がどこにいるか…掲示板で実名入りで報告された事はあるかい?
自分を安売りした事はありますか?
あたしを初めて傷つけた人は
自分かもしれない。
あつし
【ねぇ-…お兄さんの携帯からあたしの携帯に送っていい?】
【別にいいよ。俺あまりメールしないけどさ】
【うんいいよ】
ただ何となく…この人とはこれで終わりたくなかった。
かっこいいとか笑いが合うとかそういうのもあるけど…何でだったかなあ。
【きみ名前なんていうの?】
【ちょい待ってー…】
アドレス入力するのに必死(笑)
【あっ間違った!!】
間違って受信メールを開いちゃった。彼の受信メールには、
『差出人:りな 件名:無題 本文:どうして返事くれないの?』
思わず笑ってしまった…
【…お兄さん、りなちゃんからのメール、内容が深いね(笑)】
【あぁー見たなー(照)違うんだよー迷惑メールがすごいのよ。そのメールだってなりすまし。なのに"りな"って出るからさ、誰かと思って、"どちらさまですか?"って返事しちゃったよ…】
【ふーん…】
【で、君の名前は?偽名でもいいからさ。】
…
……
りなでいいや!!
(笑)
【あたしの名前もりなだよ!!】
【…あ、そう(笑)まぁなんでもいいや。俺、携帯はフルネームで入れたいのよ。名字は?】
親友の名字借りちゃえ!!
【高橋だよタカハシ。】
【わかったよ。じゃあ登録しとくね。】
…
……
実は、里奈はこうして生まれた。
高橋里奈、名付け親は迷惑メールです。
全ての始まり
全ての始まりは-…
何だかんだで高校入学かな。
一応進学校に進んだよ。
しかも推薦入学で。
部活推薦だけどさ。
何の部活かはあえて言わないさ。
部活だけは真面目にやってた。
いや、やろうとしてた。
でも1回だけ本気で辞めたくなって…
教えてくれる先生じゃなく、顧問の先生に退部届出しに行ったんだよね。そしたら
【よく考えて。しかも高橋さんは部活推薦でしょう。推薦の条件は…】
みたいな事言われた。
確かに部活推薦で学校に入った人が部活を辞めたら学校も辞めなきゃなんないっていう条件だし。
ていうかぶっちゃけ、部活の成績は里奈が入学するまではすごいよかった。
いや里奈が悪くしたとかじゃなくて(多分ね笑)
ただ、里奈が入った時には実力のある先輩がいなくなってたんだな。
でもそれを目指して入って来た先輩達だし、あたしの同期だって頑張れば同じようになれるんだって思ってた。
そんなの甘かったんだけどね。
やっぱり中学からの実力ってのはそのまんま残る。
里奈は中学の頃に県大会を突破して東北の大会に出てたし、
あ、里奈は秋田出身だからさ。
団体じゃなくて個人でも何とか周りの足を引っ張らないように努力はしてたんだ。
そんな努力は同じ中学出身の先輩も同様で、里奈が憧れる実力があったね。
でも周りがやってる練習はほとんど幼稚なもの。
やってらんなかった。
中学時代に同じ大会に出場した同期の友達もため息ついてた。
つまらなかったんだろうね。
本当にやりたくて入ったのに。
なのにこんなんじゃさ。
変えてみようと思ったけど
変わらせる元気もなかったよ。
そんな部活に見切りをつけて、あたしは部活人間を卒業して派手に高校を生きる事にしたんだ。
こんな事してたって充実しないし。
だから里奈は別の生活を選んだのさ。
高校生ならではの生き方をしようって。
崩れていったんだな-
部活を捨てたあたりから。
この頃から里奈は、
持ち前のわがままぶりを
発揮しだした(笑
何だかんだで高校入学かな。
一応進学校に進んだよ。
しかも推薦入学で。
部活推薦だけどさ。
何の部活かはあえて言わないさ。
部活だけは真面目にやってた。
いや、やろうとしてた。
でも1回だけ本気で辞めたくなって…
教えてくれる先生じゃなく、顧問の先生に退部届出しに行ったんだよね。そしたら
【よく考えて。しかも高橋さんは部活推薦でしょう。推薦の条件は…】
みたいな事言われた。
確かに部活推薦で学校に入った人が部活を辞めたら学校も辞めなきゃなんないっていう条件だし。
ていうかぶっちゃけ、部活の成績は里奈が入学するまではすごいよかった。
いや里奈が悪くしたとかじゃなくて(多分ね笑)
ただ、里奈が入った時には実力のある先輩がいなくなってたんだな。
でもそれを目指して入って来た先輩達だし、あたしの同期だって頑張れば同じようになれるんだって思ってた。
そんなの甘かったんだけどね。
やっぱり中学からの実力ってのはそのまんま残る。
里奈は中学の頃に県大会を突破して東北の大会に出てたし、
あ、里奈は秋田出身だからさ。
団体じゃなくて個人でも何とか周りの足を引っ張らないように努力はしてたんだ。
そんな努力は同じ中学出身の先輩も同様で、里奈が憧れる実力があったね。
でも周りがやってる練習はほとんど幼稚なもの。
やってらんなかった。
中学時代に同じ大会に出場した同期の友達もため息ついてた。
つまらなかったんだろうね。
本当にやりたくて入ったのに。
なのにこんなんじゃさ。
変えてみようと思ったけど
変わらせる元気もなかったよ。
そんな部活に見切りをつけて、あたしは部活人間を卒業して派手に高校を生きる事にしたんだ。
こんな事してたって充実しないし。
だから里奈は別の生活を選んだのさ。
高校生ならではの生き方をしようって。
崩れていったんだな-
部活を捨てたあたりから。
この頃から里奈は、
持ち前のわがままぶりを
発揮しだした(笑
