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恋愛のまっただなかに
いるときの、
いろんな悩みに
比べれば片思い時代の
もの思いなんていうのは
まことに生やさしい。

片思いというのは、
自分一人の世界である。
その閉じた世界のなかで
傷ついたり、
涙を流したり
していればいい。
どんなに辛くても
主人公は自分。
そこには
一種の甘さがある。

一方恋愛となると
それはもう
自分一人の感情から
成り立つものではない。
悩みやもの思いは
自分のなかではなく、
自分と相手との間に
生まれてくる。
傷つくのではなく、
傷つけられる。
あるいは傷つけて
しまうことだってある。

また、片思い時代の
悩みというのは、
おおむね抽象的な
ものが多い。
それが、
現実の恋愛になると
すべてが具体的な
形となって現れてくる。

例えば片思いの時には
漠然と「会いたいなぁ」
と思い、空を見上げて
いればよかった。
が、恋人同士となると
いつ会えるのか、
お互いが今どれだけ
会いたいと
思っているのか、
忙しい相手なら
どれほど努力して
時間を作ってくれるか…
といったことが
問題になってくる。

そこに付随してくる
感情の起伏は、ただの
「会いたいなぁ」とは
比べものにならない
ほど複雑なのである。

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「恋の歌を読む」/俵万智
の一部分の文章ニコニコ
いま現文でやってるww
んでかな--り
共感したから
載せてみた∩^ω^∩
その通りだし得意げ