恐る恐るウイキペディアで"ファッピョン"を調べて見た。

 そしたら、な〜んと、けっこう詳しく載っていた。びっくり

 先だって胸が痛くて救急車で運ばれた時、狭心症でも心筋梗塞でもなかった。

 それは本当に良かったんだけど、じゃなんで胸が痛いの?となってしまう。

 個人的にも検査で心臓疾患でないと言われ、じゃ心当りはただ一つ。

 ファッピョン(火病 화병  Hwabyeong )だ。

 


 アメリカ精神医学会は火病を
「朝鮮民族特有の文化依存症候群。」
と捉えている。

 文化依存症候群なので、韓国の歴史や文化に依るものだというわけ。

 症状は、疲労、不眠、パニック、切迫した死への恐怖、不快感、食欲不振、消化不良、呼吸困難、全身の疼痛、など。

 引っ込み思案で弱気な40代以上の女性の間で多く見られる。

 原因としては、家族間のいさかいなど個人や家庭に起因するもの、貧困や苦労などの社会的経済的な問題に起因することなどがあり、それらを解決しようにも上手くいかないことによる諦め、怒り、悲しみなどが挙げられる。

 症状の一つに胸の中に塊があるように感じる例が多い。(これはその通りで、この塊に依ってひどい痛みが起こってしまうというのが私的な感想)

 韓国では伝統的、文化的に家族の調和と安定を重んずるあまり怒りは抑え胸の奥に溜め込むべきだと考えられている。
 (個人的には家長である男性が自分の都合のいいことを、これまた自分の都合のいいように女性に強要して来た場合が歴史的に多いと思ってる。重んずるあまりを赤字にしたのは明らかに行き過ぎてると感じたからで、家族の調和と安定が大切じゃないとは個人的には思ってない。)

 その為、怒りが塊となって胸や喉を圧迫してると信じられて来ている。

 これを裏付けるように、配偶者の浮気、嫁姑問題、子どもの非行などの家庭内の問題の背景には、男尊女卑に代表される封建的な価値観、女性差別傾向の強い韓国社会の影響が強いと考えられる。

 元来封建的な韓国の家では女子は生まれても家族の一員に数えられないことすらあり、男児を生まない母親は家を追い出される例もあった。(現代なら不妊の原因は必ずしも女性側にあるわけでもないって常識になってるのにね。でも封建的な人は不妊の原因は女って決めつけてるかも。)

 このような社会背景から、女性は言葉や行動による怒りの表現を禁じられ、忍従を強要された。

 その結果、潜在化した怒りが "火病" の身体症状として表れると解釈されている。

 かつては患者の80%が女性だったが近年は男性の患者も増加傾向にある。

 2012年の調査に依ると韓国の小、中、高生648万人のうち105万人(16.2%)はうつ病の兆候や暴力的な傾向を示す「要関心群」で、そのうち22万人はすぐに専門家の診断や治療を受けるべき「要注意群」であることがわかっている。

 (上の資料はウイキペディアよりお借りしました。)

 ということから結局、その時代の弱者は、行き過ぎた韓国の伝統的社会規範の犠牲になってると言う面は否定できないと思う。

 とは言え、日本のアルコール依存症などに依る崩壊寸前、あるいは崩壊した家庭の状況を調査したアメリカの女性達が

 "なにこれ❣❣みんな犠牲者だと言われる女性の傾向、同じじゃん"

 と発見し、それはいわゆる共依存と呼ばれ、日本の伝統的文化的背景が色濃く反映されていると、アダルトチルドレンのことを書いていたある本で読んだことがある。

 そうなのだ。
 伝統的文化的背景の影響が強いものは、それらと全く関係ない文化圏の人には異質に映るものなのだ。

 強い、弱いの問題なので、やはり大多数の中の少数だと、よほどしっかりしてないと影響を受けるのは仕方ないよなぁ。

 だいたい悩みの大部分は人間関係だしね。


 ということで、火病を少しは理解しただろう、私。

 どうやったら胸の塊をほぐせるのか、それはこれからの課題かな?

 日本にも悶死とか憤死などの言葉があるところを見ると、怒りが原因となる病気は火病ばかりではないと思う。

 これを読んで何か心当たりのある方は、怒りの塊が成長を遂げる前になんとかしてね。てへぺろ