8月23日は二十四節気の第14、処暑です。

 処暑とは暑さがやむ、という意味で、朝夕は心地良い風が吹き始める頃です。

 夏の終り頃、ですね。

 そして台風の時期でもあります。

 日本も韓国も、天気予報から目が離せない状態が続いています。

 韓国では、台風は半島の右側(日本海側、韓国では東海とよんでます)を通過することが圧倒的に多いです。

 しかし今回は半島の左側、韓国では西海と呼ばれ、そこを通過後、半島上陸という予想進路です。

 実はこの西海側を通過する台風は、過去に甚大な被害をもたらしているのが特徴で、今回はわたしも相当緊張しています。


 処暑の頃に吹く風を、「送南風(おくれまぜ)」と言うそうです。

 お盆の精霊を送ったあと、夏の終りを告げるのうに吹く風です。

 これより前に、精霊を迎え入れるためにお盆の時期に吹く風は、「盆東風(ぼんごち)」と言うそうです。

 日本人の感性ってすごい、と改めて感じます。

 この時期になると、虫たちも美しい音色で鳴き始めます。
 
 この虫たちの美しい合唱を聞くと、過ぎる夏、迎える秋、という感覚になります。

 今回、この記事を書くに当たり、あちこちネットを検索していたら、

 自然界の虫の合唱を音楽のように感じられるのは、なんと、日本人とポリネシア人だけだそうです。

 にわかに信じがたいのですが、

 他の国の人には雑音らしいのです。

 日本人の季節に対する感受性の豊かさはさまざまな言葉に現れていますが、こういう部分も関係してるのかもしれません。

 この時期、関西地方では、地蔵盆というのを行う地域がたくさんあります。

 私は北海道生まれなので、そのような習慣を全然知らずに育ちました。

 関西で生活して最初は本当に???でした。

 地蔵盆というのが関西特有のものだとわかったのはずっとあとのことで、実は今です。

 今回調べてわかりました。(冷や汗😅)

 地蔵盆というのは、子供を守る仏様に、子供の健やかな成長を願って、各町内で開かれます。

 今思うとなんか、懐かしいですね。

 お地蔵さんとか地蔵菩薩とかよく使いますがその“地蔵”というのは、もともとサンスクリット語から来ています。

 クシティガルバといい、

 クシティ→大地
 ガルバ→胎内、子宮

 という本来の意味があるそうです。

 それを意訳して日本では“地蔵”と言うのですね。

 こういうことを調べると、何気なく使ってる言葉の本来の意味を知るのは大切だなと思います。

 言葉を習慣的に使っていくうち、その本来の意味を忘れてしまうのでしょうね。

 先人が本当に後世に残したい内容の本質を見極め、それを受け継ぎ、発展させて、また後世に伝える、

 それが、本来の在るべき姿であって欲しいのは、私だけではないと感じています。

 夏が本当に終りを迎えようとしています。

 被害が最小限で台風が通過しますように、と祈りながら、処暑の記事を書きました。