Climax2-2 離別 シーンプレイヤー:石動 周 3月14日 p.m.11:17
GM では第2ラウンド、いくぞ!セットアップにはお互い何もすることがないはずだから、各務の行動だ。
叡輝 ここが正念場だ。ここさえ凌げば一気に畳み掛けれる!
修治 わかってる。私で決めてやる!こちらも<Dロイス:生還者>持ってるとは言え、侵蝕値が既に130を超えてるんだ。
GM お互いにぎりぎりの戦いだな。ではいくぞ。こちらの行動は既に決まっている。《スターダストレイン》+《狂戦士》+《ヨモツヘグリ》!
修治 そ、それは本気でヤバい!
叡輝 一体どうなるんだ?
GM 具体的に効果を説明しよう。こいつの判定に成功すると死亡状態の部下2人がそれぞれHP2で復活し、さらに次のメジャーアクションのクリティカルが-1、次の判定に4個のダイスボーナスが与えられる。名づけて『不凋花の息吹』!
周 それだ!そいつを止めたかった!――《時の棺》!!
各務の纏う漆黒のコートが、不意に揺れ動いた。
同時に、各務の周囲から蒼白い花びらが舞い上がる。
――否、花びらではない。
それは光の粉。
月の光をそのまま押し固めたような蒼白い光。
それは徐々に宙空に集まり、2つの球を形作る。
「――降り注げ、不凋花の息吹!」
各務が言い放つと同時に、2つの球体がガラス玉のように弾ける。
粉々になった月光の雫。
それは血溜まりに倒れ伏す彼の部下たちの身体にさらさらと降り注ぎ――
――刹那。
時が、止まった。
蒼白い光の粉は弾けた瞬間の姿のまま、宙空に静止していた。
両眼を見開いた各務が、驚きの色を隠さず周たちを見る。
その力を行使した張本人――石動 周は肩で息をしながら、言う。
「お前なんかに――雨音は渡さない!」
GM やはりここで止めにきたか!仕方ない。こちらの行動は終了!
周 だがそのかわりに俺の侵蝕値は160突入! 頼む修治!ここで決めてくれ!
修治 「私に任せろ」さっきのコンボに《神獣撃》と《獣の王》まで組み合わせて攻撃!
GM 《獣の王》――リアクション不可か!
修治 そのとおり!ついでに各務 創一のロイスをタイタスにして昇華。クリティカルをさらに下げる!これでクリティカルは5!
叡輝 「行け!奴に明日の朝日を拝ませるな!」
修治 ぉぉぉぉおおおおおおおおおお!(ころころ)……達成値は74!
GM それはどうしようもできない。ダメージをくれ。
修治 ダメージは――装甲値無視の67点!これでどうだ!
――黄金色に輝く獣と化した修治の右腕が輝きを増す。
その光は瞬く間に右腕全体を包み込み、巨大な鉤爪へと姿を変える。
圧倒的な力を感じさせるその姿は、まさしく百獣の王。
修治はその巨大な右腕を振りかぶり、各務に躍りかかる。
もちろん、各務にも修治の動きは見えていた。
が、
その威圧感に一瞬肉体が硬直したのか、
それとも数瞬前に動き出した時の流れに身体がついてゆかないのか、
各務はその一撃を回避することができない。
「天国を阻むものは――誰であれ容赦しない!」
修治の右腕は大きく弧を描いて肩口に突き刺さり、
各務の身体を両断した。
GM ――――さすがにそのダメージでは、耐えられないな。(各務のコマを倒す)
一同 倒したぁぁぁぁ!
周 ……復活用エフェクトは、使ってこない……?
各務/GM ないよ。各務の身体は切り裂かれた箇所から光の粉となって霧散してゆく。「――後少しのところで……届かなかっ……た…か」
叡輝 ふん、散り際だけは美しい奴だ。
周 奴が散っていくのを放心したように見つめている。で、そこで雨音のことに気づいて慌てて駆け寄る。「――雨音、しっかりしろ雨音!」
GM うし、ではここで最後の仕掛けを発動させよう。
周 ……?
GM 雨音の従者が独立した意志を持っていたのは、実はDロイスの[戦闘用人格]の効果だったんだ。つまり雨音本人が表の人格を、そして従者が裏の人格を持つことで、従者は単独で行動できるようになったというわけ。
修治 なるほど、真相はそっちか。
GM で、ここからが本題。先ほどの戦闘で裏の人格を持つ従者は破壊され、雨音から[戦闘用人格]は失われた。
周 ……あ。
叡輝 ……ということは……
GM これによって雨音のロイス欄にある[Dロイス:戦闘用人格]が昇華。その効果で雨音は息を吹き返し、ゆっくりと目を開く!
周 雨音をそっと抱きかかえたまま言う。「……起きたか」
雨音/GM 裏の人格が消えたせいか、どうやら雨音は一連の事件が自分が原因で起こったということに気づいてしまったらしい。酷く怯えた表情で君を見上げる。「……お、お兄ちゃん……私…………」
周 じゃあ、そのまま雨音の体を起こして、俺は1人で倉庫の入り口に歩いて行く。で、ちょっとしてから両手にヘルメットを1つずつ持って戻ってくる。「…………雨音……帰るぞ」そう言ってヘルメットの片方を雨音に放ってよこす。
雨音/GM 雨音は反射的にヘルメットを受け取りはするけど、それでも不安そうな表情は変わらない。意図して行ったことではないとはいえ、雨音が結果として多くの人々を傷つけ、その命を奪ってしまったことには変わりはないんだ。
周 「どうした?帰るぞ」
雨音/GM 「でも……私……」
周 さて、どうしたものか――そういえば、大体今何時頃?
GM 個人的には雨音が目を覚ますまで待ってたらいつの間にか11時50何分とかいうのを考えてたんだが、別に君のやりたいようにやってくれて構わないよ。家族で誕生日迎えたいならまだ11時半頃ということでもいいし。
周 むぅ、じゃあリプレイ的にこっちの方が美しいんで、雨音が目を覚ます頃には日付が変わってるということで。
GM うい。
周 というわけで、思い出したように上着の内ポケットから誕生日プレゼントを取り出す。で、それを雨音に手渡して「……ハッピーバースデー、雨音」――えっと、中身は小さなオルゴールです。お兄ちゃんなりに精一杯考えてみました。
GM 雨音は悩む。自分がそれを受け取ってもいいのか、自分がそれを受け取る資格があるのかどうかを。
周 そのままオルゴールを押し付けるようにして言う。「さあ、家に帰ろう。父さんも母さんも心配してる」
起こってしまったことは仕方ない。
犯してしまった過ちは決して拭い去ることなどできない。
でも。
だからこそ、許さなくちゃいけない。
彼女はまだ立ち直ることができるのだから。
まだやり直すことができるのだから。
だからこそ、周は言う。
「――帰るぞ」
雨音/GM 雨音はしばらく、目の前に差し出されたオルゴールと君の顔とを交互に見比べる。そしてゆっくりと手を伸ばし、オルゴールを手に取った。
周 ほっ。じゃあ上着を脱いで雨音の肩に掛けてやろう。多分ずっとパジャマだったろうから。「じゃあ、もう帰ろう。3月と言っても、まだ冷えるしな」
雨音/GM 雨音の頬に、少しだけ赤みが差す。
「…………うん。帰ろ!」
GM では第2ラウンド、いくぞ!セットアップにはお互い何もすることがないはずだから、各務の行動だ。
叡輝 ここが正念場だ。ここさえ凌げば一気に畳み掛けれる!
修治 わかってる。私で決めてやる!こちらも<Dロイス:生還者>持ってるとは言え、侵蝕値が既に130を超えてるんだ。
GM お互いにぎりぎりの戦いだな。ではいくぞ。こちらの行動は既に決まっている。《スターダストレイン》+《狂戦士》+《ヨモツヘグリ》!
修治 そ、それは本気でヤバい!
叡輝 一体どうなるんだ?
GM 具体的に効果を説明しよう。こいつの判定に成功すると死亡状態の部下2人がそれぞれHP2で復活し、さらに次のメジャーアクションのクリティカルが-1、次の判定に4個のダイスボーナスが与えられる。名づけて『不凋花の息吹』!
周 それだ!そいつを止めたかった!――《時の棺》!!
各務の纏う漆黒のコートが、不意に揺れ動いた。
同時に、各務の周囲から蒼白い花びらが舞い上がる。
――否、花びらではない。
それは光の粉。
月の光をそのまま押し固めたような蒼白い光。
それは徐々に宙空に集まり、2つの球を形作る。
「――降り注げ、不凋花の息吹!」
各務が言い放つと同時に、2つの球体がガラス玉のように弾ける。
粉々になった月光の雫。
それは血溜まりに倒れ伏す彼の部下たちの身体にさらさらと降り注ぎ――
――刹那。
時が、止まった。
蒼白い光の粉は弾けた瞬間の姿のまま、宙空に静止していた。
両眼を見開いた各務が、驚きの色を隠さず周たちを見る。
その力を行使した張本人――石動 周は肩で息をしながら、言う。
「お前なんかに――雨音は渡さない!」
GM やはりここで止めにきたか!仕方ない。こちらの行動は終了!
周 だがそのかわりに俺の侵蝕値は160突入! 頼む修治!ここで決めてくれ!
修治 「私に任せろ」さっきのコンボに《神獣撃》と《獣の王》まで組み合わせて攻撃!
GM 《獣の王》――リアクション不可か!
修治 そのとおり!ついでに各務 創一のロイスをタイタスにして昇華。クリティカルをさらに下げる!これでクリティカルは5!
叡輝 「行け!奴に明日の朝日を拝ませるな!」
修治 ぉぉぉぉおおおおおおおおおお!(ころころ)……達成値は74!
GM それはどうしようもできない。ダメージをくれ。
修治 ダメージは――装甲値無視の67点!これでどうだ!
――黄金色に輝く獣と化した修治の右腕が輝きを増す。
その光は瞬く間に右腕全体を包み込み、巨大な鉤爪へと姿を変える。
圧倒的な力を感じさせるその姿は、まさしく百獣の王。
修治はその巨大な右腕を振りかぶり、各務に躍りかかる。
もちろん、各務にも修治の動きは見えていた。
が、
その威圧感に一瞬肉体が硬直したのか、
それとも数瞬前に動き出した時の流れに身体がついてゆかないのか、
各務はその一撃を回避することができない。
「天国を阻むものは――誰であれ容赦しない!」
修治の右腕は大きく弧を描いて肩口に突き刺さり、
各務の身体を両断した。
GM ――――さすがにそのダメージでは、耐えられないな。(各務のコマを倒す)
一同 倒したぁぁぁぁ!
周 ……復活用エフェクトは、使ってこない……?
各務/GM ないよ。各務の身体は切り裂かれた箇所から光の粉となって霧散してゆく。「――後少しのところで……届かなかっ……た…か」
叡輝 ふん、散り際だけは美しい奴だ。
周 奴が散っていくのを放心したように見つめている。で、そこで雨音のことに気づいて慌てて駆け寄る。「――雨音、しっかりしろ雨音!」
GM うし、ではここで最後の仕掛けを発動させよう。
周 ……?
GM 雨音の従者が独立した意志を持っていたのは、実はDロイスの[戦闘用人格]の効果だったんだ。つまり雨音本人が表の人格を、そして従者が裏の人格を持つことで、従者は単独で行動できるようになったというわけ。
修治 なるほど、真相はそっちか。
GM で、ここからが本題。先ほどの戦闘で裏の人格を持つ従者は破壊され、雨音から[戦闘用人格]は失われた。
周 ……あ。
叡輝 ……ということは……
GM これによって雨音のロイス欄にある[Dロイス:戦闘用人格]が昇華。その効果で雨音は息を吹き返し、ゆっくりと目を開く!
周 雨音をそっと抱きかかえたまま言う。「……起きたか」
雨音/GM 裏の人格が消えたせいか、どうやら雨音は一連の事件が自分が原因で起こったということに気づいてしまったらしい。酷く怯えた表情で君を見上げる。「……お、お兄ちゃん……私…………」
周 じゃあ、そのまま雨音の体を起こして、俺は1人で倉庫の入り口に歩いて行く。で、ちょっとしてから両手にヘルメットを1つずつ持って戻ってくる。「…………雨音……帰るぞ」そう言ってヘルメットの片方を雨音に放ってよこす。
雨音/GM 雨音は反射的にヘルメットを受け取りはするけど、それでも不安そうな表情は変わらない。意図して行ったことではないとはいえ、雨音が結果として多くの人々を傷つけ、その命を奪ってしまったことには変わりはないんだ。
周 「どうした?帰るぞ」
雨音/GM 「でも……私……」
周 さて、どうしたものか――そういえば、大体今何時頃?
GM 個人的には雨音が目を覚ますまで待ってたらいつの間にか11時50何分とかいうのを考えてたんだが、別に君のやりたいようにやってくれて構わないよ。家族で誕生日迎えたいならまだ11時半頃ということでもいいし。
周 むぅ、じゃあリプレイ的にこっちの方が美しいんで、雨音が目を覚ます頃には日付が変わってるということで。
GM うい。
周 というわけで、思い出したように上着の内ポケットから誕生日プレゼントを取り出す。で、それを雨音に手渡して「……ハッピーバースデー、雨音」――えっと、中身は小さなオルゴールです。お兄ちゃんなりに精一杯考えてみました。
GM 雨音は悩む。自分がそれを受け取ってもいいのか、自分がそれを受け取る資格があるのかどうかを。
周 そのままオルゴールを押し付けるようにして言う。「さあ、家に帰ろう。父さんも母さんも心配してる」
起こってしまったことは仕方ない。
犯してしまった過ちは決して拭い去ることなどできない。
でも。
だからこそ、許さなくちゃいけない。
彼女はまだ立ち直ることができるのだから。
まだやり直すことができるのだから。
だからこそ、周は言う。
「――帰るぞ」
雨音/GM 雨音はしばらく、目の前に差し出されたオルゴールと君の顔とを交互に見比べる。そしてゆっくりと手を伸ばし、オルゴールを手に取った。
周 ほっ。じゃあ上着を脱いで雨音の肩に掛けてやろう。多分ずっとパジャマだったろうから。「じゃあ、もう帰ろう。3月と言っても、まだ冷えるしな」
雨音/GM 雨音の頬に、少しだけ赤みが差す。
「…………うん。帰ろ!」