ひらひらと
春風に舞う桜の花の花びらに
私の思い 届けよと
思いを乗せて贈りたい

私は元気よと
ただ それだけ

どこからともなく
透明に吹き渡る風に
光よ 届けよと
思いを乗せて贈りたい

さりげなく
言葉を交わしただけの
あの人に

いつまでもお元気でと
祈りを込めて
春に寄せる思いを伝えたい

日本中の人に愛でられた
桜の季節が過ぎゆく前に
すべての人に伝えたい

幸せは遠く彼方にあるものではなく
今 あなたがいるその場所に
きっとあるものだと伝えたい


いいえ と答えるあなたは
愛でる桜に心奪われ
きっと
見つけられないでいるだけだから






ちらほらと
裏庭に
躑躅の花が咲き始めた

季節は 今
桜の花が主役だ
脇役は
菜の花  か

でも

日本中を彩る桜の花が
葉桜へと
その姿を変える頃

「主役は私よ!」と
言わんばかりに
色とりどりの躑躅が
街中を彩る


眩しい光とともに
そして
時の流れとともに

主役  脇役は入れ替わり
舞台は
春から夏へと変わって行く

葉桜とともに
若葉薫る季節は

眩しき光とともに
すべての生命が輝く

世界は
新たな希望に胸膨らませ

ゆっくり ゆっくり
新しい時代が
幕開けとなる


飛び出そう
新しい未来へ!

飛び出そう
新しい世界へ!

すべてのものが
光に満ちる  その時こそ

あなたが踏み出す
絶好のチャンス


大切なことは
自分の志
大地を踏みしめながら
歩いてく  地道な努力


美しい花を咲かせるには
日々の光と水と
経験という名の
肥やしが必要なのだから



桜のトンネルを抜けると
そこに
私の未来があった

幼稚園に入園したばかりの私
小学校で光る黒板が
見えにくくて
目を悪くした私

楽しかったはずの
ピアノの練習が
厳しい先生に怒られるのが怖くて
サボって遊んでた中学生

桜のトンネルを抜けると
そこに
希望を失った私が立っていた

水色の空に
淡いピンクの桜の花が
悲しげで

ひらひら ひらひらと
舞い落ちる
私の涙を乗せて

桜のトンネルをくぐり抜け
今年も
私は未来の私に逢いに行く

私の夢は?
私の目標は?

未だ答えを見出せぬままに
桜のトンネルの向こうに佇む
未来の私に問いかける