あなたの口から出ずる
言の葉は
時に 鋭利な刀となる

人の心は
とてもとても デリケートで
繊細で  過敏な
人の心を
容赦なく切り刻む

辛辣な
厳しい言の葉は
不意に
人の心を
刺しながら

その人の心が
血を流し
もがき苦しんでいることに
気づかない

一方

人の心を
愛でるように包み込む
優しく 甘い  言の葉は
甘い 甘い  砂糖菓子のように
その人の心の中に
溶け込んで

ガチゴチに凝り固まった
人の心を
柔らかくしてゆくものだが

見渡せば
口汚い言の葉や
人を傷つける言の葉が
舞っている

人の心を汚し
自分の心を汚し
この世の中を  汚してゆく

まるで
散りゆく桜の花びらが
路面に落ち
茶色く
薄汚くなるように

今日も
誰かの口から出ずる
言の葉が

この世の中を汚してゆく




心のなかに撒く種は
どんな春色 どんな花?

あなたの心に撒く種は
元気いっぱい 夏のダリヤ
それとも 秋の野に咲く
優しい白桃のコスモスか

あなたには
あなた独自の花がある
私には
私独自の花がある


百合の種持つ人が
薔薇の花を
咲かせることはできない

かすみ草の種持つ人は
ひまわりの花を
咲かせることはできない

美しい花を羨んでも
どんなに頑張っても
自分はその花を
咲かせることはできない

あなたは
あなたらしく
あなたの花を
美しく咲かせるための努力を

惜しむことなく
ただ ひたすらに

今日も
明日も
明後日も

水をやり
陽に当てて
時に 肥やしをあげながら

ただ ただ

いつか 美しく
その花を咲かせる日のために

「今」という時を
ただ  ひたすらに
耐え忍びながら

自分ができる努力を
していくことだ

「世界に一つだけの花」という歌が
あったように


あなただけの花

私だけの花を


大切にしよう

あなたの心
私の心
すべての人の心を

すべての幸・不幸の基は
その心にあるのだから

決して
あなたの成した行動によるものでもなく
決して
私の成した行動によるものでもなく

その行動を起こすに至った
この心
その動機
その思いによるものだから

なのに・・・

そんな大事なことを
気づかずに
人の心を責め立てる

その言葉
その思い

環境のせい
人のせい

こうなったのは
あなたのせい
こうなったのは
人のせい


ほんとうにそうなの?


責め立てる前に
振り返ってみよう

自分の心
自分の思い

ほんとうに
自分の非はないの?


春の風が優しく
あなたの耳元に
語りかける


あなたが
自分の心を大切にするように
他の人も
あなたと同じように
自分の心を大切にしているのだと


大切にしよう
すべての人の心を