先日、もう終わりましたけど阪神百貨店で古本市をしていまして、たまたま見かけた本を買ってしまいました。


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昔の国語の教科書(通称ハナハト読本と言われてるそう)の昭和45年に出版された復刻版です。


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当時は180円でしたが、500円で買いました。

※ハナハト読本(ハナハトとくほん)は、1918年から1932年まで使用された、国語読本の愛称。正式名称は『尋常小學國語讀本』。第3期国定国語読本とも呼ばれる。(wikipediaより)
何でハナハトかと言いますと

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最初の言葉が「ハナハト~」から始まるということです。 今年96になる祖父も、これで学習したそうで、随分懐かしがってました。 50音の使い方です。旧仮名遣いです。全く説明がなく、 途中にいきなり「猿蟹合戦」が出てきたり

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(蜂とか栗の表現すごい) かと思えば

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どこぞの兄弟や友達同士が出てきたり 最後は「桃太郎」で終わり。

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桃太郎、かっこいい

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東京にまだ東京市があった頃。 簡単な言葉ばかりでしたが、読んでて何故だか読んでて優しい気持ちになりました。日本語の綺麗さが改めてわかりました。 大学では専門が日本語学だったので、良い勉強になるとともに、汚い日本語を使わないようにしないとね、と思ったのでした。 野党の質疑中にきったない野次飛ばす、どこぞのお偉いさんも読んだら良いのに、とも思ったのでした(嫌味)