解離性同一性障害(多重人格障害)40余りの人格と共に生きる -30ページ目
主治医に言われた「孤独」と言う言葉
繰り返し頭をよぎり
幼少期ひとり遊びを繰り返していた事を思い出すようになり
車を運転している最中もフラッシュバックを起こしそうになる


誰も話し相手がいなかった私は
気が付けば誰もいないはずなのに
誰かと常に会話するようになっていた

誰もいないはずだが
人の声
言葉がはっきりと聞こえてくる

声だけでなく
人の輪郭もはっきりするようになった

自分のすぐ隣には黒い人が動いている
部屋の中には常に女の子が立っている
要らない

家族なんて
血の繋がりなんて

あなたなんて
要らない

要らないから

お願いだから
要らないから


あなたか


どちらが消える

あなたか


どちらにする

あなた
要らない

もう
要らないから

もうやめて

いつでも逝けるように


準備を進めてしまう




部屋の隅から隅まで掃除して


ほこりひとつ残さないよう




いつでも逝けるよう


着実に準備を進めてしまう




いつひとりになるか


ひとりぼっちになるか解らない






行く家も帰る家もない私に取って


自分の居場所などない






いつひとりぼっちになるか解らない




自分の居場所が欲しかった






どこへ行けば


どこへと向かえば


いいのだろう




よかったのだろう






私の居場所はどこなのだろう