姉さん、事件です。
「ノルウェイの森」映画化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080731-00000003-vari-ent
これは私にとって、いや村上春樹ファンおよびノルウェイの森ファンにとって事件です。
結論から言えば、反対。絶対。
あの言われようのない喪失感は映像では決して表現できないものなのです。
ワタナベ君は普通の大学生なので芸能人が演じることはできません。
直子は作品の中の直子ただひとつの存在です。
劇中の性描写は決して映像化すべきものではないです。
映像化された性行為は、精神の繋がりから離れたものになってしまうからです。
春樹さんは昔この作品を映像化はしないと言いました。
もしテレビに流れた時、途中生理用ナプキンのCMが流れたりするのが嫌だからと。
春樹さんらしい答えです。
つまりこの作品が、日常の一部に溶け込むようなことがありえないと思うのです。
全く別個のものならいいのです。
しかし映画になるとなると、その会話で必ず「原作読んだ?」という言葉が出るでしょう。
そんな作品ではないのです。
多くの人が読んだにもかかわらずそれぞれの人の中にひっそりとたたずむ。
ずっとそんな作品であってほしかったのに。