10月4日夜、“アジア映画のハブ”を自負する釜山の地でアジア最大の映画祭、釜山国際映画祭(BIFF)が幕を開けた。
開催期間が通年よりも1日増えて10日間となった今年のオープニングセレモニーには、フランスのベテラン映画人アニエス・ジャウィなど、多数のゲストがヨーロッパから来場。『王になった男』のプロモーション活動に力が入るイ・ビョンホン、歴史ドラマ「王女の男」で日本女性の熱い視線を集めるパク・シフ、今年の閉幕式の司会を務める『高地戦』のイ・ジェフン、審査員として参加したチョン・ウソンら本国のスターたちと共に、次期大統領の座を狙う女性議員パク・クネ氏も現れ、レッドカーペットを華麗に彩った。また、日本からは『るろうに剣心』の佐藤健、『ライク・サムワン・イン・ラブ』の高梨臨、加瀬亮らが釜山入り。国内外から集まった多数の報道関係者や映画ファンから、JYJのジェジュンに負けないほどのフラッシュを浴びていた。
なお、今年のオープニングセレモニーの最大の話題は、『ラスト、コーション』のタン・ウェイが、海外の映画人としてはBIFF史上初となる司会に抜てきされたことだ。出演作こそ多くないものの、韓流スターのヒョンビンと共演した韓中合作映画『レイトオータム』効果もあって、韓国内での人気と知名度は抜群。今年のオープニング作品が香港・中国映画『コールド・ウォー(英題) / Cold War』に決まったのは、「もしや彼女を司会に担ぎだすため?」とも陰でウワサされたほどだ。そのタン・ウェイは、韓国の国民的俳優アン・ソンギとの息もピッタリに、見事な司会ぶりを披露。今年のアジア映画人賞に選ばれた若松孝二監督の授賞式も盛り上げ、大役を果たした。(取材・文:柴田メグミ)
第17回釜山国際映画祭は10月13日まで開催
レッドカーペットの健の画像【こちらデス】
健インタビュー10/4 記事は【こちらデス】
10月4日に開幕した第17回釜山国際映画祭の開幕式に、『るろうに剣心』に主演した佐藤健と大友啓史監督が出席。黒のタキシードに身を包み、レッドカーペットセレモニーに登場した。
・『るろうに剣心』佐藤健インタビュー
佐藤は「初めての海外映画祭で感激しました。1人でも多くの方に『るろうに剣心』を楽しんでもらえたら」とコメント。大友監督は「釜山の街には魅力がある。職業柄、この街を撮りたくなりました」と監督心をそそられた様子だった。
同作はオープンシネマと呼ばれる招待作品として招かれ、5日夜にトップバッターとして上映される。上映前には佐藤と大友監督が舞台挨拶を行うという。釜山国際映画祭は10月13日まで開催される。
また、『るろうに剣心』は8月25日に封切られ、大ヒット上映中。公開40日間で、観客動員225万人超、興行収入は28億円を突破する破竹の勢いで、興収30億円も視野に入っている。
そろそろ上映かな?
また新情報出たら載せますね!