赤坂アクトシアターで行われている、中村屋の赤坂大歌舞伎

まず、鶴瓶さんの落語を元にした 廓噺山名屋浦里

勘九郎さん演じる武骨な田舎侍、酒井と、花魁浦里太夫の密やかな想いと矜持と、それを取り巻く人々の様々な反応と。

・亀蔵さん達のいやらしさとイジメに耐える勘九郎さん、ひたすら真面目で野暮ったいんだけど優しくて、浦里に一目惚れしちゃう勘九郎さん、可愛くて格好良くて素敵でした

七之助さんの色っぽさ美しさと、一人の人間としての浦里の独り語りの時のお国言葉と、最後の花魁道中でのキリッとした姿と、これまた貧相なボキャブラリーが悲しくなるけど素晴らしかった

そして、狐狸狐狸ばなしや仇ゆめでもいい味を出していた虎之介くん
上方育ちではないけれど、ルーツが上方のお家の子だけあって、ふんわりとした可笑しみみたいなものを表現するのが上手いなぁと思う

越後獅子  
一人でしっかり一演目をこなせる勘太郎くんは凄い!
踊ってる途中で布が垂れてきても気にせず、ちゃんと踊り続け、下駄を鳴らす、布を振る

もうじきに高坏だって、近江のお兼だって、晒三番叟だって出来ちゃうんじゃないのー!?と思った


宵赤坂俄廓景色


赤坂で今まで演った演目を振り返り、踊りと立ち回りと、その場での長三郎くんの初宙のり(ハリー・ポッター風)

ちょっと怖かったのか、やや固まってたけど、それもまた可愛らしい


浦里も越後獅子も本当に素晴らしかった!!











一谷ふたば軍記
御影浜の場、熊谷陣屋

芝翫型の熊谷陣屋は襲名以来2度目

御影浜の場は50年ぶりの上演で、当然初見。


御影浜の場

・橋吾さんが思っていた以上にデカい(前から5列目だったから?)

・芝のぶさん 粗末ななりしてても美しい

・亀鶴さん はっちゃけてて可愛かった

・チャリ場が皆楽しそうで拝見する側も楽しかった

・コタちゃん登場でしっかり劇場空間を掌握

・この場があることで、何故青葉の笛が藤の方の手にあるのかと言う長年の疑問が解けた


熊谷陣屋

・入り込み付

・相模の従者、相模の脱いだ掛の扱いが雑すぎる

・孝太郎の相模に負けてない立派な位取りが出来てる児太郎さん素敵😍🥰😍

と言うか、二人のやり取りの場面ではコタちゃんのほうが断然素晴らしい

・芝翫さんの熊谷、前回と違って敦盛(小次郎)の首に対する愛おしさの表現が仁左様風

・このシーンでのお二人は素晴らしかった

泣けたし、周りでも泣いてる方多かった

・孝太郎○いだけど、相模のクドキは評価する

・錦之助さん 弥陀六待てと言わないかハラハラした(笑)

・鴈治郎さん 初役で見慣れてないせいなのかなんか落ち着かない(こちらが)

・橋之助くん 軍次 何回か演ってるから安心して観てられる

いつか、橋之助くんの熊谷 コタちゃんの相模で熊谷陣屋が拝見したいものです

、穏やかで優しい松江さんの梶原ってどうなのって思ってたけど、そこは流石役者さん 憎々しげな嫌な奴でした(笑)



とっても素晴らしかったのに客席が残念な状況で、なんとか集客、営業頑張って頂きたいなぁと思いました









右團次さん右近くんの、伝統芸能華の舞、北トピア公演

楠公ニ題と鳴神

素踊りの楠公
廣松さんに伴われた右近くんの凛々しい姿
楠木正行になりきってお父さんの話を聴く、一緒に行きたいと願う、心を残しつつ去る、きちんと表現して踊っていたと思います。

後半部分の戦いの場面
成田屋のお弟子さん達、きちんと見せ場があって、いつもの公演と違っていきいきしてる。
弘太郎さんもキリッとカッコいい😁


鳴神

弘太郎さんと廣松さんの黒雲白雲
茶目っ気たっぷりな2人らしく楽しいやり取りに笑う。
笑三郎さんの雲の絶間姫は初役とは思えない素晴らしさ。
鳴神上人タジタジなのが笑えた。

右團次さん親子がこの先少しでもアレから離れてくれたらいいなぁと思いつつ拝見させて頂きました。