『廃工場のティンカー★ベル』永嶋恵美廃工場、廃線、廃校……etc.人けなくうち捨てられた廃墟には、何かの気配が残っている。いつまでも消えることなく、時間を経るほどにむしろそれは強く漂う。人生に疲れたら、うら寂しい場所に行ってみよう。その何かが足下を照らし、背中を押してくれる。閉じこもりOL、家出少年、行きづまった事業主──彼ら彼女らの今を劇的に変化させる6つの物語。心に響く短編集。一番、印象的だったのは廃工場のティンカーベル。人生に疲れたとき、廃れた場所に行くといいことあるかな。その前に怖いけど。。。