『狭小邸宅』新庄耕さしたる目的もなく戸建不動産会社に就職した「僕」。そこは売上という結果以外、評価されない過酷な職場だった。ある日突然、異動命令という戦力外通告を受ける。異動先の課長にも辞職を迫られるが、ある日、様々な運も幸いして一つの物件が売れ、周囲からも徐々に認められ…。第36回すばる文学賞受賞作。この筆者は不動産屋で働いていたのか?と思ったほど、忠実に描かれていました。不動産屋ってこういう世界です。本当、そうです。過酷な業界なんです。