今年10月7日(土)と8日(日)に有明アリーナで約7年ぶりに完全体でコンサートを開催し、2万2000人を動員した2PM。そこでも圧倒的な歌唱力とパフォーマンスを発揮していたJun. Kが待望のベストアルバム「THE BEST」の発売を記念して三夜にわたって開催した「Jun. K(From 2PM)BEST LIVE“3 NIGHTS”」が12月16日(土)にパシフィコ横浜 国立大ホールにて完結した。
今回の「Jun. K(From 2PM)BEST LIVE“3 NIGHTS”」は、オープニングから度肝を抜かれる。スクリーンにカウントダウンが表示されると、魂ゆさぶるリズムと共に会場内に白いマントを被った集団がぞろぞろと登場。ライトを使ったパフォーマンスなどに続いて、「LOVE & HATE」のイントロが流れ、「Jun. Kはどこ?」と思ったところで白マントの集団の中のひとりがマントを脱ぐと、それはJun. K! ステージにそのまま駆け上がり、興奮のコンサートがスタートした。
久々のソロ公演に感激「本当にうれしい!」
「LOVE & HATE」「NO MUSIC NO LIFE」「alive pt2」といきなりエモーショナルなパフォーマンスが続いたあと、「久しぶりのソロ公演を横浜でできて本当にうれしいです!」と挨拶した。「THINK ABOUT YOU」「NO SHADOW」でも圧倒的な歌声を披露し、「PHONE CALL」に続き「HIGHER」でその歌声のエモーションは絶頂に達した。
今までの活動を振り返る映像が流れたあと、「NO LOVE」のイントロが流れ始めると、今度はシックなスーツに身を包んだJun. Kが客席に現れ、熱唱しながら客席の中をゆっくりと歩きながらステージに向い、お客さんにもマイクを向けて大合唱も交えた感動的なパフォーマンスで、曲終わりには感謝を込めて深々と頭を下げていた。
「THIS IS NOT A SONG,1929」ではジュンケイ自身感極まる場面も。続くMCでも自ら感動した旨と感謝を語っていた。「LOVE LETTER」では軽やかなダンスを披露し、「In The Car,1981」ではムーディーな夜のドライブに誘われ、「Better Man」では恒例のファンを1名ステージに招いてのデュエットで客席をおおいに沸かせた。
「Hide and Seek,1995」に続いて、「ぼくの部屋に来る?」と客席を煽って自身が作詞・作曲の2PMの人気曲「My House」を“ロマンティック・バージョン”で披露。おおいに盛り上がり、「Ms.NO TIME」に続いて始まったのは、バラードメドレー。会場皆がうっとりとする時間が流れた。
そして最新曲「Command C+Me」のミュージックビデオに続いてパフォーマンスが披露され、まさにJun. Kワールド全開のパフォーマンスに会場は圧倒された。彼は「50 50」「TRUE SWAG」とアグレッシブなパフォーマンスに続いて、ヒップホップメドレーでさらに盛り上げ、ステージを去った。
ファンからのサプライズに満面の笑み…ダブルアンコールも
ファンへの手紙が綴られた映像に続いて、「Mary Poppins」「Good Morning」「With You」と続いたあと、MCに続いてピアノに向かったJun. Kが次の曲へいこうとすると「Jun. K is My BEST」と書かれたピンク色のスローガンが一斉に掲げられる会場からのサプライズ。これにはJun. Kも満面の笑みで喜び、会場との記念撮影も楽しんだ。
「離れていても」でファンとの気持ちを誓いあい、大歓声に応えたダブルアンコールでは「ミダレテミナ」でJun. Kらしい自由奔放なパフォーマンスで幕を閉じた……と思いきや2024年2月9日(金)に東京国際フォーラムホールAでの追加公演を告げる映像が流れ、会場は喜びの大歓声で包まれた。2024年もまだまだ続くJun. Kワールドに期待してほしい。