退院はできても、
りんの心はぽっかり穴があいたままだった。
周りのみんなは優しくしてくれるけど、埋まらないの。
すごく感謝してるのに・・・
でもけいくんじゃないと満たされない。
余計辛かった
迷惑をかけながらも仕事は続けることにした。
逃げない。
けいくんもそう望んでるはず。。
辛くても人前にいるときは笑顔でいようって決めた
実家を出て、新たに始めた一人暮らし。
家に帰れば堪えられなくて何もかも吐き出すように泣いてた。。
定期的に通院を続け、
その先生は唯一、本心を話せた人かもしれない。
周りには心配をかけないように
やっぱり毅然とした態度をとってしまっていたから。
先生は親身にりんの心のうちを聞いてくれて
いつも的確なアドバイスをくれた。
まずはふっきる、
それは客観的に捉えることだってって教えられた。
りんも素直にそれに受け入れようとした。
そうやって少しずつ本来の自分を取り戻そうとしていた。