地震、怖かったですね。

みんな大丈夫だったんでしょうか。


私は地震が起きた時、実はお手洗いにいまして…まあ最中だったんですよね。でもすぐ収まるだろうとシカトこいてたらとんでもないことになって。

停電までしちゃったもんだから閉じ込められたらヤバイと思って慌てて出ました。

(ちなみにお手洗いは流せませんでした…)


午後診療が始まる前だったので患者さんは誰もいなかったんだけど、私達は必死に何かに掴まっていないと立っているのも危ういくらいでした。

長い時間揺れてたように思えます。


そうしてやっと止まったと思って一体なんだったんだ…と情報を得ようにも停電のためテレビも見れないし携帯電話も混雑のため繋がらず。一体何が起こっているのか、震源地は?震度は?

何もわからないままでした。


それから3時間が経過しても電気は戻らず、このままじゃ真っ暗になって何も見えなくなるだけだし私は家が近いけど(チャリで5分)みんなは電車で帰れない。でも家が心配、ってんで解散になりました。

その時外には今まで見た事がないくらい人でいっぱいでした。

この町にそんなに人がいたのか、と思いました。

みんな駅に向かって歩いてる中私は1人逆走。なんだか…集団非難みたいで。ちょっと怖かったです。そのまま歩いているといつも通るガゾリンスタンドも真っ暗。コンビニもスーパーも真っ暗で。街灯もないから道は真っ暗。前から歩いてくる人が見えないんです。姿すらも。

怖かったです。

でもちょっと前を向くと遠くに見えるビルは電気がついてるんですよ。同じ町なのにどうしてここは電気がつかないんだろうと思いました。


そうして家についてもやはり電気はつかないままで。相変わらず何の情報もないまま。

家族になんとか繋がった電話ではこっちは停電もなく、もういつも通りだと聞いて安心しました。というか私の周りでは私のところだけ停電が続いていたようで。ちょっとよからぬ話も聞いてしまって不信感が増してきましたよこの町。怪しい…あの工場…


私は1人が嫌いじゃないです。1人暮らししててそんなにも寂しさに襲われたことはありません。真っ暗も嫌いじゃないんです。


だけど「電気をつけない」のと「電気がつかない」のとじゃだいぶ違いますね。

余震にビクビクしながら、救急車やら消防車やらの音にビクビクしながら、音楽を聴いて気を紛らすこともままならなかったです。

家の中はぶっちゃけ何も起こってませんでした。はじっこに置いてあった目覚まし時計すら落ちてませんでした。でも状況がどうしてもいつもの家とは違う空気を生み出していてなんだか落ち着かなかったです。


彼が向かってきてくれたのだけど恐ろしいほどの渋滞でなかなか辿りつけないようで。


心細くなるものですね。

結局停電は8時間も続きました。

夜の10時に元に戻りました。


ほっとして少し泣けてきました。


地震の時1人じゃなくて良かった。

家族が無事で良かった。

友達が無事で良かった。

彼が無事で良かった。


だけど、その時初めてテレビを見て。

自分が思っていた以上の大惨事に言葉が出ませんでした。


阪神大震災とか、この間のニュージーランドの地震とかで嫌というほどに自然災害の恐ろしさを聞いていたはずなのに、改めて恐怖を感じました。


防災グッズを軽視していた自分がちょっと愚かだと思いました。情報がないことも怖かったです。

なので懐中電灯、水、ラジオは最低用意しておこうと思いました。



被災地の全ての方のご冥福をお祈りしています。

そしてどうか無事だった人がこれ以上の被害に遭われませんように。