今日は
動けないわたしに代わり
看護師の親友が
わたしの父の
病院の送迎と付き添いを
買って出てくれるという
有り得ないことになった
そして
わたしも
三人が少しでも
スムーズに動けるように
先生にお手紙を書いたり
検査や診察などの
順序とスケジュールを書いたりなど
お手伝いをしたが
いつも皆に
手伝ってもらうことの多い
父だったが
親友の手前もあるのか
スタスタシャキシャキと歩き
親友の荷物も持ってくれたと言い
母は
親友に
「神様…」
と泣いていて
親友は
「自分の両親のように愛おしい…」
と言ってくれ