地上天国 61.(脳障害は治る~ある女の子の奇跡) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.


























息子が
しているとき









わたしたちは
医師から
「一生寝たきりです」
と宣告されていた
ある女の子が










6年のリハビリを経て
健常になっていく姿を
目の当たりにした










奇しくもその子は
息子と同じ
インフルエンザ脳症で
障害を負った女の子










息子は
知的障害、自閉傾向
と診断をされていたが










その子は
一生寝たきりだと
宣告された
脳性麻痺タイプで





 




リハビリを6年間
休みなく続けた結果









這い、歩き、走り










それも
こんなに美しく走る子は
見たことがない
というほど美しく走り










もちろん
読み書きもでき
会話もでき









エレクトーンも弾き
発表会にも出ていた









そして
研究所の卒業式では
わたしたちの前で









知的な笑顔を見せ
綺麗なお辞儀をして









健常児以上に
健常児になって
卒業をしていき









このリハビリで
こんなに完璧に
健常児になっていく子どもは
後にも先にも
見たことがなく








当時あんなに
眩しい人間が
いるのだろうか
と思った

















そして
200いや
300人はいたであろう
その会場では








スタッフにより
席がランダムに
決められていたのだが









奇しくも
わたしたち夫婦は
その女の子のご両親の
真ん前の席だった









そして
そのお母さんから
吸収できるものはしようと
話を聞くと






わたしは
仲良し倶楽部を
作るために
このリハビリをしているのではない
と言い驚き









それは
情報交換をする
仲間はいても
それは全て
娘を良くするために必要で









一瞬足りとも
無駄な時間は使わない
という








何が何でも
わたしたちは
絶対幸せになるんだ








世界が全て敵でも
わたしたちは
この幸せを勝ち取るんだ









という
意思の強さや
気迫










それに圧倒されたわたしは
この意思や強さが
わたしにはなかったことが
はっきりわかった










そして
障害とは治らない病気
のことを言うが








このことで
やり方はなんであれ
〝障害は治る〟ことが
はっきりわかり








わたしは
これを見るためだけに
リハビリをしていたのかもしれない








何百万円というリハビリ費用も
これを見るために
払ったのかもしれない
そう思うほど










その景色は
強烈過ぎるほど
強烈で









お金を払ったからと言って
決して見られるとは
限らない景色に
わたしは震えた