そうしたら
その二ヶ月後
その時の
サックス奏者さんを含む
三人のバンドで
隣市の
LIVE HOUSEで
ライブがあることがわかり
願い通りに
息子や息子のお友達親子
わたしの親友と
ライブに行ってきた
もう
骨まで響いた
だから
わたしには
耳が不自由な友だちも
いるが
ドリカムライブのときみたいに
座っていられないかもしれない
と思うほどで
でも
この時は
歌詞に
泣いたわけではなく
何か
突き上げる
ようで
何か
えぐられるような
衝撃で
ここが
爆心地のように
激しく
爆発しなからも
物凄い静寂が
同時に
在り
それはもう
絵画のように
一瞬で
理由や感情より
先に
涙が溢れた