はんなりの庭で
ビワを採って
食べて
ゆかりちゃんの創る
ご飯を食べて
やっぱり
世界一だと
思って
ゆかりちゃんの
創るものを
眺めて
美しすぎて
唸って
焚き火に
見惚れて
煙に
包まれて
もう
その美しさや
安心感に
とろけて
ゆかりちゃんと
語って
はんなちゃんと
蓮夏くんと
遊んで
深夜
テントに
一人入り
指圧板に
寝たら
一瞬で
眠気がきて
2、3時間寝て
起きたら
走り回れるくらい
からだが軽くて
深夜3時過ぎ
はんなりを
出たら
はんなりの
門扉の前に
三毛猫ちゃんが
寝ていて
おやすみ
と言って
帰り
もう
これでもか
これでもか
と
視覚も
聴覚も
触覚も
味覚も
臭覚も
全ての感覚が
肉体が
精神が
命が
魂が
発狂するほどの
満足しかなく
これが
無限の豊かさか…
と
ずっと
胸がいっぱい
だった