革命 1. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.



















この日











テントで












一時間くらい
横になったことは










わたしには
革命だった






















それは









無限の自然と
調和して











無限の自然に
溶け込み
生きたとき











ひとは







 


何も
しなくても










からだの
全てが整う








勝手に
癒しが起こる


    




とわかったから
だった

























だから
その6日後











今度は
そのテントで
一晩
夜を明かしたときは











人間にとって
真に快適である
というのは











有限的な
造られた
美しさや贅沢より











無作為で
言葉がない
無限のなかの












一見
快適でないような
環境も含めた











露骨で緻密で
完璧な
自然や宇宙にこそ
在り










これが
真の贅沢なのか
とハッとした












そして
そのとき
人間は









まるで
宇宙や自然や神と
まぐあうように











その一部として
溶け込み










ただ
全てを
明け渡し









今この瞬間









感覚や感触
喜びや安心を
味わうだけで











精神にも
肉体にも









自然に
起こるべきことが
起こり










何もしなくていいのだと
ハッとした











ただ
動植物のように
今ここで










何も考えず
起こることに
身を任せ










在るだけでいいのだと
ハッとした

























そして
有限の世界での
わたしたちは











過去の後悔や 
未来の不安や











他人と比べたり
善悪で
判断することなどに
忙しくなって
しまいがちだが











この
宇宙や自然と
調和する
無限の世界では












今この瞬間











感覚や感触や
喜びや安心を
味わうことが
忙しくてたまらなくて











それは
魂も細胞も精神も肉体も
発狂する喜びの












ありのままの
人間の姿で












それに
気づいたことも
わたしの人生のなかで











長年追究してきた
点と点が繋がり
天地がひっくり返る













大きな
革命だった

























それは
今ほとんど絵も描かず
作業所など
仕事にも
一切行っていない息子は













土日は今
息子の衣食住全てを
管理する元夫と
出かけているが













平日はずっと家にいて
朝から晩まで
元夫に与えられた










テレビ、ゲーム、携帯、タブレットをつけ
音の洪水の中で
忙しく脳を動かして
暮らしていて











わたしは
これは最善なんだと思って
ずっと黙って見ている













でももちろん
ずっとこんな生活を
続けたい訳ではなく












来るべき時の為に
わたしは今
やれる精一杯の事を













全ての
魂、意識、細胞、肉体
エネルギー、五感、智慧など…
使えるものは全て使い
やり続けていて














だから今回の革命は
ああ、息子の今の
有限の忙しさは













この無限の忙しさに
繋がっていたのか
という
気づきでもあり












わたしは
ああ、息子もいつか
はんなりに来るのか…
ここでなくても
無限に生きる次元、場所が在るんだ…
と気づき泣いた
















そして
いつか
わたしも息子も











この
自然と地続きのような
家に住むんだ
と分かったとき













ああ、息子の
アーティスト人生は












そこからが本番だ
とわかり
泣いた




























そしてそれは
鈴鹿はんなりや
友人という










普通の
住宅地に
ありながら












原生林のような
剥き出しで
完璧な美しさで
生き続ける











稀有で
唯一無二な
場所と存在と











命懸けで
ありのままで
生きることを
追究してきた








 


わたしとの間で
起こった














奇跡だと
思った