パラレルワールド ⒉また息子が高校一年生のときコンビニに行く前にいつもは何も言わず一人でスタスタ行ってしまうのだがその日はダイニングの椅子に座るわたしのところへ背後からやってきて「お母さんコンビニに行くけど何かいる?」と言いそれがいつもの幼い、可愛い、天使のような息子ではなく等身大の普通の高校一年生の息子の気配と佇まいと声と存在だったのでわたしはびっくりして振り返ったパラレルワールド 1.パラレルワールド 3.