そして
はんなちゃんは
自分の家では
もちろん
わたしの家でも
学校でも
一つ一つの
選択を
自分の意思で
していて
それは
わたしが昔
鬱やパニック障害に
なったときに
他人の目を気にして
自分の欲求が
わからなくなった
経験から
自分にも
二人の娘にも
息子にも
一つ一つの
選択を
自分の意思で
選ぶことを
大切にするように
なったので
それは
わたしの日常
でもあると
この時の
先生方にも
話した
そして
この日も
3、4年前に
小学校で
ゲストティーチャーを
したときのように
息子が
初めて
絵を描いた
ときのように
わたしは
この日のために
特別何かを
準備したり
することはなく
でも
生きること
全てが
この日のための
準備でもあったのだと
思った