”幼なじみ 3.” | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.























この男の子は
やんちゃで甘えん坊で
本当によくいたずらをされた








お出かけから帰ってきたら
干してあった靴や
飼っていたザリガニが
ドブに捨てられていたり  







お雛様の飾りも
折られたり失くなったり  









だからわたしは
お母さんにもそれを伝え
本人にも
大人気なく








「今度やったら
◯◯くんのウルトラマン
ドブに捨てたるからな!
嫌でしょ?
◯◯くんのしていることはそういうことよ!」
とキレたこともある  










だから
彼が我が家にきて
二人で話をしたこのとき
わたしは







「わたしは◯◯くんのこと
めっちゃアホやなって思うよ」
と言った








「やんちゃなことばっかりして
人も自分も傷つけて
アホやなってめちゃくちゃ思う」




















でも
彼は優しい子で
息子には本当に
いつもいつも優しくて








だから
いつも一緒に泥遊び雪遊びし
その後うちで
お風呂に入ったりしていたから
彼に








「でもな
わたしたち◯◯くんのこと
めちゃくちゃ好きやからな」









「アホやで、あんたは





でもな
あんたがやんちゃだろうが
ヤンキーだろうが
人を殺そうが






わたしは
あんたのことずっと好きやからな
うちの家族は
みんな大好きやからな





それは
きっと亡くなったお父さんも
同じやと思うよ







だから天国で
『アホやな、アイツ』って言いながら
目を細めて笑ってるよ」








と言った






















だから
あの時この男の子にはわたしは
敢えて
「また困ったらいつでもおいで」
とは言わなかった







わたしたちに
会いたいがために
困った状況を引き寄せてほしくは
なかったから






















だから娘たちと
彼と今度会うときは
きっと彼はデキ婚しそうだから  







可愛い奥さんと子どもを連れて
会いたいねと
話していたら









先日インスタか
Twitterにアップされていた
子連れの彼に出会い
願いが叶ったなと笑った