「終わった」 | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.






















子どもたちが
小さい頃














ママ友の
目が
ひどく
腫れていて











聞くと












一緒に
オモチャの
バットとボールで
遊んでいた











子どもの振った
バットが
目に当たった
と言った














そして
彼女はいつも
子どもに
















感情的になる
ことはなく
冷静で











もちろん
その時も












子どもが
わざとした
訳ではないので
何も言わなかった
と言い










わたしは
当時











子どもが
悪くないのは
わかるけど











わたしなら
その時の
怒りや悲しみや
傷みや痛みで












子どもに
当たったり叱ったり
してしまうかも
しれない
言い












なぜ
それをせずに
いられるの?
と聞いた












すると












わたしは
そんな時













「終わった」












と思うの
と彼女は
言った











だから
痛みは
あるから













痛かった
痛い
とは言い










その時
子どもが
ごめんね
と言うことは
あるけど













悲しいとか
腹が立つとかは
なく










ただ
痛みを味わい
それが過ぎるのを
待つだけかな
と言い













わたしは
初めて知った
その視点に
びっくりした













そして













なぜ
「終わった」
と思うの?
と聞くと















わからない

子どもの頃から
何となく
そうだったから
と言い


























 






わたしは
その後











人生の
ふとしたときに









いつも
それを
思いだす