”奈落の底”息子が障害を負ったとき奈落の底って本当に在るのだなとわかり世の中から取り残されたと思っただからまた必死に世の中に追いつくため這い上がろうとしたでもまた奈落の底に落ちるような出来事が起こりそれが何度も何度も起こりあるときふとわたしにとって奈落の底は必要なのかもしれないと思った奈落の底それは人生をかけて築いてきた砂の城が一瞬で波にさらわれた世界それはわたしの人生がわたしの存在が無意味に感じる無言の世界ででも今そこに立ちここはなんと祝福された世界なのかとわかった