昔
元夫が
失業したとき
わたしも
専業主婦
だったので
元夫は
求職活動を
しながら
一時期
わたしたちは
二人で
家事
子育てを
分担したり
共有したり
していた
でも
それは
二人で分担を
決めたのでは
なく
それぞれが
ただ
好きなことをし
嫌なことは
しなかっただけで
パズルが
合うように
一致し
自然に
言葉もなく
分担されていて
だから
それは
楽で楽しくて
一生
このままで
居たい
仕事が
決まらないで
と
子どものように
泣きながら
元夫に
訴えたほどで
だから
仕事が
決まったとき
また
その日が
くる時は
今度は
社会と
関わりながら
今度は
経済的に
不安な状態ではなく
そして
今度は
無限に
それを
生きるのかもしれない
と思った
