芸術は
無限
そして
ソイが
亡くなる前に
二人で
新生児と
母のような
恋人同士のような
純粋で
繊細で
とろけるような
時間を過ごしたときも
無限にこれが
続けばいい
と思い
それは
セックスもで
今
どんどん
ご飯を食べていても
お皿を洗っていても
誰かと話していても
無限を感じ
心の中でいつも
涙していて
この
言葉で言い表せない
圧倒的な感覚は
どんな現象を引き寄せるのか
と思っていたら
今
ベッドにいる
わたしのお腹の上に
シオンがやってきて
頭を撫でたら
ゴロゴロと
喉を鳴らし始めたとき
ああ
これは
ソイとの時間と
同じで
これが
無限かと
わかり
現象は
無限に変わり
続けるが
無限を生きることは
無限に変わらず
ずっと
芸術
死
エロス
という無限が
日常に
なってきたなと
思った