松山先生が
息子の絵を生徒さんの
ひとりに見せ
説明をしたが
全く
その美しさを
わかってもらえず
言葉も伝わらなかった
と言っていた
そして
だからこそ
あれだけの方が
涙を流されたことが
どれだけ
凄いことだったか
と話し
でも
りんくんの絵は
絵を描く
すべてのひとの
目標で
いつかは皆
ここに
たどり着かなければ
ならないんです
と
先生は言った
そして
それは
人生に
成功を求めたり
ひとに
認められることを
求めたり
資格や
学歴や
賞や
技術を
重視したり
ということではなく
逆に
それを手放し
いかに
意味を求めず
いかに
内側から突き上げる
衝動に従い
ありのままを
表現するか
ということで
それは
いかに
ありのままを
生きるか
ということで
その話を聞き
わたしも
周りや
常識に
飲み込まれたことも
あったが
その都度
立ち止まり
周りにサポートをされ
ありのままに
たどり着けたことや
人生に
なにが大切かを
わかる人間になれたことが
心から嬉しく
何度も
泣いた
そして
ありのままでない
自分を生きた経験が
あるからこそ
そのひとの気持ちも
わかり
ひとは
影響をしあって
生きているので
そのひとの
これからも
本当に楽しみですよね
と話し
ただ
自分に
素直に
純粋に
生きてきたら
想像以上の
息子の絵に
出会ったように
想像以上の
自分になり
想像以上の
人生が
広がっていたことに
感動し
何度も
何度も
嗚咽しながら
帰った